特許
J-GLOBAL ID:200903007050319717

緩み止めナット構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-033380
公開番号(公開出願番号):特開平8-247129
出願日: 1995年02月22日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 工作物に挿通したボルトに螺合して工作物を締め付ける緩み止めナット構造における、緩み止め効果の向上。【構成】 おねじ部120を形成した突出部12と、ねじ孔13を設け、ねじ孔13の有効径上におけるねじ厚さを、ねじ孔13のねじ谷の半径とおねじ部120のねじ谷の半径との差よりも大きく設定し、ねじ孔13のねじ谷の半径をおねじ部120のねじ谷の半径よりも小さく設定したメイン・ナット1と、大径の第1のねじ孔210と、小径の第2のねじ孔220を連続して設けたサブ・ナット2とからなる。おねじ部120と第1のねじ孔210、ねじ孔13と第2のねじ孔220をそれぞれ同一サイズとする。おねじ部120のピッチをねじ孔13のピッチよりも小さく設定する。
請求項(抜粋):
外周面におねじ部(120)を形成した筒状の突出部を一端面の中心部に突設すると共に、ねじ孔(13)を設け、該ねじ孔(13)の有効径上におけるねじ厚さ(X)を、該ねじ孔(13)のねじ谷の半径(M)と上記おねじ部(120)のねじ谷の半径(N)との差(Y)よりも大きく設定し、かつ該ねじ孔(13)のねじ谷の半径(M)を上記おねじ部(120)のねじ谷の半径(N)よりも小さく設定したメイン・ナット(1)と、第1のねじ孔(210)と、該第1のねじ孔(210)より小径の第2のねじ孔(220)を軸心方向に連続して設けたサブ・ナット(2)とからなり、上記メイン・ナット(1)のおねじ部(120)と上記サブ・ナット(2)の第1のねじ孔(210)を互いに螺合可能な同一サイズに設定すると共に、上記メイン・ナット(1)のねじ孔(13)と上記サブ・ナット(2)の第2のねじ孔(220)を同一のボルト(3)を螺合可能な同一サイズとする一方、上記メイン・ナット(1)のおねじ部(120)のピッチを、上記メイン・ナット(1)のねじ孔(13)のピッチよりも小さく設定してなる緩み止めナット構造。

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