特許
J-GLOBAL ID:200903007056598081
内燃エンジンの蒸発燃料処理装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-176037
公開番号(公開出願番号):特開平7-012015
出願日: 1993年06月23日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 蒸発燃料の漏れている部分を大まかに特定することができ、しかも漏れ検出精度の向上を図ることができる内燃エンジンを提供することを目的とする。【構成】 タンク系の異常検出は、蒸発燃料処理系11の負圧状態下で、三方切換弁30をタンク系連通状態に切換えてタンク系の圧力変化を検出することにより行い、キャニスタ系の異常検出は、蒸発燃料処理系11の負圧状態下で、三方切換弁30をキャニスタ系連通状態に切換えてキャニスタ系の圧力を検出することにより行う。
請求項(抜粋):
燃料タンクと、該燃料タンク内に発生した蒸発燃料を吸着するキャニスタと、前記燃料タンクと前記キャニスタとを連通する通路に設けられた2方向弁と、前記キャニスタと内燃エンジンの吸気管とを連通する通路に設けられたパージ制御弁とを有する蒸発燃料処理系を備えた内燃エンジンの蒸発燃料処理装置において、前記2方向弁をバイパスするバイパス通路と、前記バイパス通路内の圧力を検出する圧力検出手段と、前記バイパス通路に一端が接続され他端が前記圧力検出手段に接続された分岐通路と、前記バイパス通路と前記分岐通路の接続部に設けられ、前記2方向弁より上流のタンク系を前記圧力検出手段に連通するタンク系連通状態と、前記2方向弁より下流のキャニスタ系を前記圧力検出手段に連通するキャニスタ系連通状態との切換えを行う切換手段と、前記パージ制御弁を開成すると共に前記大気開放弁を閉成して前記蒸発燃料処理系を負圧状態にする減圧手段と、前記蒸発燃料処理系の負圧状態下で、前記切換手段を前記タンク系連通状態に切換えてタンク系の圧力変化を検出し、その検出結果に基づいてタンク系の異常を検出するタンク系異常検出手段と、前記蒸発燃料処理系の負圧状態下で、前記切換手段を前記キャニスタ系連通状態に切換えてキャニスタ系の圧力を検出し、その検出結果に基づいてキャニスタ系の異常を検出するキャニスタ系異常検出手段とを備えたことを特徴とする内燃エンジンの蒸発燃料処理装置。
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