特許
J-GLOBAL ID:200903007060881707

電子制御式無段変速機の油圧制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 黒田 泰弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-307119
公開番号(公開出願番号):特開平10-132042
出願日: 1996年11月01日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】エネルギーロスを極力抑えることができる電子制御式無段変速機の油圧制御回路を提供する。【解決手段】第1ポンプ部1aの吐出路3aをセカンダリプーリの油圧シリンダ室に接続するとともに、前記第1ポンプ部の吐出路と第2ポンプ部1bの吐出路3bを第2ポンプ部側からのみの圧油の流れを許すチェック弁2を介して合流路7により接続し、前記合流路と第1ポンプ部の吐出路の接続部からプライマリ制御弁9に到る供給通路8には、油圧パイロットリリーフ弁4を有する第1分岐通路20を接続し、前記合流路には、油圧パイロットアンロード弁5を有する第2分岐通路23を接続し、さらに前記第1分岐通路には絞りと電磁比例リリーフ弁6を有する主パイロット通路21を接続する。前記電磁比例リリーフ弁の開弁側を前記主パイロット通路に、電磁部をセカンダリ圧およびプライマリ圧制御用の電子制御ユニット77に接続する。
請求項(抜粋):
オイルポンプから吐出された圧油をトルク伝達に必要なセカンダリ圧力に調圧してセカンダリプーリに導くとともにセカンダリ圧をプライマリ制御弁で減圧してプライマリ圧を作りそれをプライマリプーリに導いて変速制御するための電子制御式無段変速機の油圧制御回路において、オイルポンプとして第1ポンプ部と第2ポンプ部を有する2連式オイルポンプを用い、第1ポンプ部の吐出路をセンダリプーリの油圧シリンダ室に接続するとともに、前記第1ポンプ部の吐出路と第2ポンプ部の吐出路を第2ポンプ部側からのみの圧油の流れを許すチェック弁を介して合流路により接続し、前記合流路と第1ポンプ部の吐出路の接続部にはプライマリ制御弁に対する供給通路を接続し、前記供給通路には、油圧パイロットリリーフ弁を有し端末がタンクに到る第1分岐通路を接続し、前記合流路には、油圧パイロットアンロード弁を有し端末がタンクに到る第2分岐通路を接続し、さらに前記第1分岐通路には絞りと電磁比例リリーフ弁を有し端末がタンクに到る主パイロット通路を接続し、前記油圧パイロットリリーフ弁と油圧パイロットアンロード弁の閉弁側を絞りよりも下流の主パイロット通路にそれぞれ接続するとともに、開弁側を第1分岐通路にそれぞれ接続し、前記電磁比例リリーフ弁の開弁側を前記主パイロット通路に、電磁部をセカンダリ圧およびプライマリ圧制御用の電子制御ユニットに接続していることを特徴とする電子制御式無段変速機の油圧制御回路。
IPC (2件):
F16H 9/00 ,  F16H 61/00
FI (2件):
F16H 9/00 D ,  F16H 61/00

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