特許
J-GLOBAL ID:200903007066800210

内燃機関の燃料噴射量制御装置および空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-292061
公開番号(公開出願番号):特開平6-117294
出願日: 1992年10月05日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 燃料の増量制御により排気系の機器の温度上昇を抑える制御において、適正な遅延時間を算出することにより、過剰な燃料の増量制御を防止する。【構成】 増量制御実施領域にあるか否かにかかわらず、吸気管圧力PMと回転速度NEに基づいて算出される運転状態変数QAに、所定の遅れをもって追従するようカウンタCQAを加減算する(区間T2)。増量制御実施領域に移行すると、運転状態変数QAに基づいて算出される制御判定値POTPとカウンタCQAを比較し、カウンタCQAの方が大きくなるまで燃料の増量制御は実施しない(区間T3)。この結果、遅延時間は、増量制御実施領域に移行した時のカウンタCQAと移行後の制御判定値POTPにより決定される。カウンタCQAは、エンジンの運転状態の変化に影響を受ける排気系機器の温度に対応した挙動を示すので、適正な遅延時間を算出でき、過剰な燃料の増量制御を行なうことがない。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気温度を低下するために燃料を増量制御する内燃機関の燃料噴射量制御装置であって、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、該検出された運転状態に基づいて、前記増量制御の実施領域にあるか否かを判断する増量実施判定手段と、前記増量制御の実施の如何にかかわらず、前記内燃機関の排気により温度上昇を受ける装置の温度を推定する温度推定手段と、該推定された温度に基づいて、前記増量制御の実施領域に入ってから実際に燃料の増量を行なうまでの遅延時間を決定する遅延時間決定手段とを備えた内燃機関の燃料噴射量制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/04 330 ,  F02D 41/04

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