特許
J-GLOBAL ID:200903007074418058

オートロック型ステップスライド式カッターナイフ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-111392
公開番号(公開出願番号):特開平5-305187
出願日: 1992年04月30日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 カッター本体の係合凹部に板ばね部材を係合させてスライダーをロックするタイプのカッターナイフで、ロック機構部を、構造が簡単で大きな力に耐えられるようにする。【構成】 板ばね部材7を、平板状のスプリング部71と、これに対して直角に突出する断面逆U字状のロック部72とから構成する。このロック部72の一対の平面部73を係合凹部23の係合面24と係合させてスライダー3をロックし、操作部材6のスライダー本体5に対する変位によりロック部72を押し下げて係合解除できるようにする。
請求項(抜粋):
カッター刃(1)と、該カッター刃(1)が進退可能に挿入されるスライド溝(21)を有するカッター本体(2)と、該カッター刃(1)とともにスライド溝(21)に挿入されるスライダー(3,3a,3b,3c)とを備え、上記カッター本体(2)が、上記スライド溝(21)の少なくとも一側面から内方へ突出する係合壁(22)を備えるとともに、該係合壁(22)が、カッター刃進退方向に所定間隔で連続して形成され且つそれぞれカッター刃進退方向に相対する係合面(24)を有する係合凹部(23)を備え、上記スライダー(3,3a,3b,3c)が、上記カッター刃(1)と連結されるスライダー本体(5)と、該スライダー本体(5)に保持される操作部材(6,6a)と、該スライダー本体(5)に保持されて上記係合凹部(23)に係脱する板ばね部材(7,7a,7b,7c)と、を備えたオートロック型ステップスライド式カッターナイフにおいて、上記板ばね部材(7,7a,7b,7c)は、上記カッター刃進退方向沿いに延在する平板状のスプリング部(71,71a,71b,71c)と、該スプリング部(71,71a,71b,71c)から直角方向へ断面逆U字状に突出し且つ相対する一対の平面部(73,73a,73b)とその間に連接する湾曲部(74,74a,74b)よりなるロック部(72,72a,72b,72c)とから構成され、該スプリング部(71,71a,71b,71c)は、該ロック部(72,72a,72b,72c)が上記直角方向へ移動することにより上記係合凹部(23)に対して嵌入・退去するように、上記スライダー本体(5)に保持され、上記操作部材(6,6a)は、上記ロック部(72,72a,72b,72c)の一対の平面部(73,73a,73b)と所定の係合凹部(23)の係合面(24)との係合状態を保持するロック位置と、その係合状態を解除するロック解除位置間で変位自在に構成されたことを特徴とするカッターナイフ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭55-103887

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