特許
J-GLOBAL ID:200903007083977434

摩擦減速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-154564
公開番号(公開出願番号):特開平8-021501
出願日: 1994年07月06日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 振動や騒音を低減した摩擦車ハイポサイクロイド機構を備えた摩擦減速装置を形成すること。【構成】 2つの環状、円板部材(16、20)の摩擦内周、外周面(14、22)における摩擦係合部の接触面積の拡張を山形(18a、23a)の凸面と谷形(18b、23b)の凹面とから成る摩擦面接触によって達成し、単純な摩擦内周面同志の面接触よりも伝動効率を向上させ得る構成とし、また、凸面と凸面との間の谷形(18b、23b)部位にスリット溝(19、25)を設け、外部から同スリット溝幅を縮小せしめる方向の圧縮力を付与する締付け手段(26)を設け、スリット幅の縮小に応じて2つの環状、円板部材(16、20)の凹凸接触面の噛み合い部分に圧接力を高めて両面間に作用する摩擦力の調節を行う構成とした。
請求項(抜粋):
第1の摩擦面を有する第1の部材と第2の摩擦面を有する第2の部材との間に面接触による所定速度の相対変位動作を与え、該第1、第2の部材の一方の部材から、減速された変位動作を得る摩擦減速装置において、前記第1の摩擦面と第2の摩擦面に前記相対変位動作の変位方向と交叉した断面内で山と谷とから成る凹凸面を設けて該山形凸面と谷形凹面とによって相互面接触係合部を備え、前記第1、第2の摩擦面の夫々に形成された前記谷の部位にスリット溝を設けると共に該スリット溝幅方向に調整可能な圧縮力を付与して前記相互面接触係合部の摩擦力を調整する締付け手段を備えたことを特徴とする摩擦減速装置。
IPC (2件):
F16H 13/06 ,  F16H 55/52

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