特許
J-GLOBAL ID:200903007085509780

正帯電性トナー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-258549
公開番号(公開出願番号):特開平11-338195
出願日: 1998年09月11日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 初期の帯電立ち上がり性および帯電安定性に優れた正帯電性トナーを提供する。【解決手段】 (A)スチレン・アクリル系共重合体樹脂;(B)ビニル系モノマーと四級塩化アミノモノマーが重量比7:3〜9:1で共重合してなる重合体または(B')ビニル系モノマーとアミノモノマーが5:5〜7.5:2.5で共重合してなる重合体;および(C)一般式;(R1は炭素原子数1〜8のアルキル基など、R2およびR3は炭素原子数1〜18のアルキル基、R4は炭素原子数1〜18のアルキル基などであり、XおよびYは水素または水酸基である。)で表される四級アンモニウム塩を含有してなる正帯電性トナーであって、樹脂(A)100重量部に対して、重合体(B)または(B')の含有量が0.5〜4.5部、四級アンモニウム塩(C)が0.1〜2部、重合体(B)または(B')が四級アンモニウム塩(C)より多く含有されていることを特徴とする。
請求項(抜粋):
(A)正荷電因子を含まないスチレン・アクリル系共重合体樹脂、(B)ビニル系モノマーとアミノ基が四級塩化されたモノマーが重合重量比7:3〜9:1で共重合してなる重合体、または(B')ビニル系モノマーとアミノモノマーが重合重量比5:5〜7.5:2.5で共重合してなる重合体;および(C)一般式(I);【化1】(式中、R1は炭素原子数1〜8のアルキル基またはベンジル基であり、R2およびR3はそれぞれ独立して炭素原子数1〜18のアルキル基であり、R4は炭素原子数1〜18のアルキル基またはベンジル基であり、XおよびYはそれぞれ独立して水素または水酸基(但し、同時に水素ではない)である。)で表される四級アンモニウム塩を含有してなる正帯電性トナーであって、重合体(B)または重合体(B')の含有量が樹脂(A)100重量部に対して0.5〜4.5重量部であり、四級アンモニウム塩(C)の含有量が樹脂(A)100重量部に対して0.1〜2重量部であり、重合体(B)または重合体(B')が四級アンモニウム塩(C)より多く含有されており、重合体(B)または重合体(B')と四級アンモニウム塩(C)との合計含有量が樹脂(A)100重量部に対して5重量部以下であることを特徴とする正帯電性トナー。
IPC (2件):
G03G 9/097 ,  G03G 9/087
FI (3件):
G03G 9/08 351 ,  G03G 9/08 321 ,  G03G 9/08 325

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