特許
J-GLOBAL ID:200903007085941771

複合フィルムの製造方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-003051
公開番号(公開出願番号):特開2000-197843
出願日: 1999年01月08日
公開日(公表日): 2000年07月18日
要約:
【要約】【課題】 フィルム製造ラインでのダイコーティングによって幅方向に均一な厚みの塗膜を設けた複合フィルムを製造する方法およびその装置を提供する。【解決手段】 フィルム製造ライン中で走行プラスチックフィルムの少なくとも片面にダイコーターにて塗布液を塗布する際,該コーターのダイを1対のガイドロール間に設け,かつ該ガイドロールとダイの間に塗布幅より外側を走行するフィルム両端部をダイの反対側へ変位させる手段を設け,そして該手段の中心とダイスリットの中心との距離d(mm),該手段で変位させるフィルム両端部の幅w(mm),及び該手段でフィルムの両端部をダイの反対側へ変位させる変位量δ(mm)が特定の関係を満足するようにして,塗布液を塗布することを特徴とする複合フィルムの製造方法,およびその装置。
請求項(抜粋):
フィルム製造ライン中で,走行するプラスチックフィルムの少なくとも片面にダイコーターにて塗布液を塗布する際,該コーターのダイを1対のガイドロール間に設け,かつ該ガイドロールとダイの間に,塗布幅より外側を走行するフィルム両端部をダイの反対側へ変位させる手段を設け,そして該手段の中心とダイスリットの中心との距離d(mm)が式(1)を満足し,該手段で変位させるフィルム両端部の幅w(mm)が式(2)を満足し,該手段でフィルムの両端部をダイの反対側へ変位させる変位量δ(mm)が式(3)を満足するようにして,塗布液を塗布することを特徴とする複合フィルムの製造方法。-200≦d≦200 (mm) ・・・(1)5≦w<(wf-wc)/2 (mm) ・・・(2)0<δ≦30 (mm) ・・・(3)ここで,式(1)中のマイナス記号はダイのフィルム走行の上流方向を意味する。さらに式中のdは走行フィルムの端部を変位させる手段の中心とダイスリットの中心との距離(mm), wは該手段で変位させるフィルム端部の幅(mm), wfはフィルム幅(mm), wcは塗布幅(mm),δはフィルム端部の変位量(mm)である。
IPC (2件):
B05C 5/02 ,  B05D 1/26
FI (2件):
B05C 5/02 ,  B05D 1/26 Z
Fターム (13件):
4D075AC04 ,  4D075AC72 ,  4D075AC80 ,  4D075AC86 ,  4D075AC92 ,  4D075CA48 ,  4D075DA04 ,  4D075DB31 ,  4D075DC36 ,  4F041AA12 ,  4F041CA02 ,  4F041CA12 ,  4F041CA22
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭57-032144
  • 特開昭56-122246

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