特許
J-GLOBAL ID:200903007097067910

芳香族ポリカーボネートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 隆也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-168485
公開番号(公開出願番号):特開平8-027265
出願日: 1994年07月20日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 優れた耐衝撃性を有し、しかも、色相が改善され、高分子量で分子量分布が改善された芳香族ポリカーボネートの製造方法を提供する。【構成】 第1工程;芳香族ジオール化合物と炭酸ジエステルとの溶融混合物を竪型攪拌反応槽内に供給し、エステル交換触媒を竪型攪拌反応槽内の気相部を介することなく直接上記溶融混合物中に添加して重縮合反応を行ない、Mwが1,000〜20,000である芳香族ポリカーボネートを得、第2工程;第1工程で得た芳香族ポリカーボネートを、複数の水平回転軸とこの各々の水平回転軸に取り付けられた多段状の攪拌翼と、この攪拌翼を連続に結ぶ掻き取り棒とを有し、各々の水平回転軸の回転速度が異なる横型の重合槽内に供給して更に重縮合反応を行って、Mwが12,000〜80,000である芳香族ポリカーボネートを得る第2工程と、を経てポリカーボネートを製造。
請求項(抜粋):
芳香族ジオール化合物と炭酸ジエステルとをエステル交換触媒の存在下に溶融重縮合反応させて芳香族ポリカーボネートを製造する方法において、第1工程;上記芳香族ジオール化合物と炭酸ジエステルとの溶融混合物を竪型攪拌反応槽内に供給し、エステル交換触媒を竪型攪拌反応槽内の気相部を介することなく直接上記溶融混合物中に添加して重縮合反応を行ない、重量平均分子量が1,000〜20,000である芳香族ポリカーボネートを得る第1工程と、第2工程;第1工程で得た芳香族ポリカーボネートを、複数の水平回転軸とこの各々の水平回転軸に取り付けられた多段状の攪拌翼と、この攪拌翼を連続に結ぶ掻き取り棒とを有し、各々の水平回転軸の回転速度が異なる横型の重合槽内に供給して更に重縮合反応を行って、第1工程で得た芳香族ポリカーボネートよりもより高分子量であって、重量平均分子量が12,000〜80,000である芳香族ポリカーボネートを得る第2工程と、を経てポリカーボネートを製造することを特徴とする芳香族ポリカーボネートの製造方法。
IPC (2件):
C08G 64/30 NPU ,  C08G 64/06 NPT

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