特許
J-GLOBAL ID:200903007101584640

映像記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-063093
公開番号(公開出願番号):特開平9-261530
出願日: 1996年03月19日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】回路規模を縮小する。【解決手段】切り出し画面選択回路21からの画像信号はMPEGエンコーダに供給される。MPEGエンコーダは入力された画像信号を圧縮して出力すると共に、その復元画像を参照画像としてメモリ16に記憶させる。動き補償回路9は、参照画像を動き補償するために、参照画像の動きを求める。画面枠動き判断回路22は動き補償回路9が求めた動きベクトルによって画面全体が動いたか否かを判断して、画面動きベクトルを求める。手振れ判断回路24は画面動きベクトルが手振れによるものであると判断した場合には、切り出し画面選択回路21の切り出し枠の画面位置を画面動きベクトルに基づいて補正する。これにより、切り出し画面選択回路21から手振れ補正された画像信号が得られる。手振れ補正のためのメモリ及び動き検出回路をMPEGエンコーダ内の回路と共用化することができ、回路規模が縮小される。
請求項(抜粋):
入力画像に所定の切り出し枠を設定しこの切り出し枠内の画面の画像信号を出力する切り出し画面選択手段と、現画面と異なる画面の画像を参照画像として記憶する記憶手段と、現画面の画像と前記記憶手段が記憶している前記参照画像との間の動きを検出して動き補償した参照画像を得る動き補償手段とを有し、前記現画面の画像に対する画面内圧縮及び前記現画面の画像と前記動き補償した参照画像との間の予測誤差に対する画面間圧縮を行って、前記切り出し画面選択手段からの画像信号に対する符号化データを出力する符号化手段と、前記動き補償手段が求めた動きに基づいて手振れによる画面の動きを検出する手振れ検出手段と、この手振れ検出手段の検出結果に基づいて前記切り出し画面選択手段の切り出し枠の画面位置を変更する手振れ補正手段とを具備したことを特徴とする映像記録装置。

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