特許
J-GLOBAL ID:200903007101777804
ATM通信網
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-051753
公開番号(公開出願番号):特開平9-247174
出願日: 1996年03月08日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 ATM通信網における高度な輻輳制御方式として、速度明示方式(ABR方式) があるが、網の全部を複雑なハードウェア構成を必要とする速度明示方式により制御することは事実上不可能である。単純な輻輳制御方式として、輻輳通知制御方式があるが、この二つの方式を一つの網内に混在させてATM通信網を構成したい。【解決手段】 一方で、速度明示方式に対応し、他方で、輻輳通知制御方式に対応できる加入者交換機を設ける。送受信端末に対応する部分は、速度明示方式により制御し、加入者交換機および中継交換機相互間は輻輳通知制御方式により制御する。【効果】 二つの方式の長所をそれぞれ活かすことができるため、簡単な網構成により高度な輻輳制御を行うことができる。
請求項(抜粋):
RMセルを送出し折り返し受信されたこのRMセルに書込まれているセル転送速度情報にしたがってセルを送出する手段を備えた送信端末と、RMセルを受信し自己の空き帯域情報にしたがってこのRMセルにセル転送速度情報を書込んでこのRMセルを折り返し送出する手段を備えた受信端末と、この受信端末と前記送信端末との間に介挿された中継網とを備え、この中継網には、前記送信端末および前記受信端末がそれぞれ収容される二つの加入者交換機と、中継交換機とを備えたATM通信網において、前記加入者交換機および前記中継交換機は、セルを一時蓄積するバッファを備え、このバッファのキュー長にしたがって輻輳の有無を検出する手段と、この検出する手段の検出結果にしたがって前記交換機相互間で互いに輻輳通知セルにより輻輳を通知する手段とを備え、前記送信端末を収容する加入者交換機は、前記送信端末から送出されたRMセルを抽出する手段と、前記検出する手段の輻輳の有無または前記通知する手段による輻輳の有無情報にしたがってこのRMセルにセル転送速度情報を書込み前記送信端末に折り返す手段とを備え、前記受信端末を収容する加入者交換機は、RMセルを生成する手段と、このRMセルをこの受信端末に送出する手段と、この受信端末から折り返されたRMセルを抽出する手段と、このRMセルに書込まれたこの受信端末のセル転送速度情報にしたがってこの受信端末にセルを送出する手段と、このセル転送速度情報にしたがってこの受信端末の輻輳の有無を判定する手段と、この判定する手段の判定結果にしたがって前記輻輳通知セルを生成する手段とを備えたことを特徴とするATM通信網。
IPC (2件):
FI (2件):
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