特許
J-GLOBAL ID:200903007105301049

画像処理における2値化レベル決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高矢 諭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-337139
公開番号(公開出願番号):特開平6-189138
出願日: 1992年12月17日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【目的】 ヒストグラムで表わされたグラフにピークが明確に2極分離されていない場合でも、正確且つ確実に2値化レベルを決定することを可能とする。【構成】 画像のヒストグラムを生成し(10)、その中の最初に検索したヒストグラムデータを最小値、最大値として登録する(12、24)。谷部検出では、検索中のヒストグラムデータが最小値+Nより大きければ(14)、それを既登録の最大値と比較し(16)、大きくなければ既登録の最大値を再登録し、大きければその値を最大値として更新し(20)、その後谷部を登録する(22)。ピーク検出では、検索中のヒストグラムデータが最大値-Nより小さければ(26)、それを既登録の最小値と比較し(28)、小さくなければ既登録の最小値を再登録し(30)、小さければその値を最小値として更新し(32)、その後ピークを登録する(34)。
請求項(抜粋):
濃淡画像のヒストグラムを求め、そのヒストグラムデータを濃度順に検索し、ヒストグラムデータのピークとピーク間の谷部を検出して2値化処理用の2値化レベルを決める画像処理における2値化レベル決定方法において、検索する濃度のヒストグラムデータが、既に登録されている谷部の値に比べ、予め設定したレベル以上の時は登録済みの谷部の値を最大値として再登録し、且つ該ヒストグラムデータが最大値より大きい場合は、その値で最大値を更新し、検索する濃度のヒストグラムデータが、既に登録されているピーク値に比べ、予め設定したレベル以下の時は登録済みのピーク値を最小値として再登録し、且つヒストグラムデータが最小値より小さい場合は、その値で最小値を更新し、最小値として登録された場合は、既に検索した濃度に対する最大値をピーク値とし、最大値として登録された場合は、既に検索した濃度に対する最小値を谷部の値とすることを特徴とする画像処理における2値化レベル決定方法。
IPC (2件):
H04N 1/40 103 ,  G06F 15/64 400

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