特許
J-GLOBAL ID:200903007105688199

テラヘルツ波発生装置とその高速同調方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-187735
公開番号(公開出願番号):特開2003-005238
出願日: 2001年06月21日
公開日(公表日): 2003年01月08日
要約:
【要約】【課題】 非線形光学結晶中のノンコリニア位相整合条件のパラメトリック発振によるテラヘルツ波の発生において、テラヘルツ波の周波数掃引及び周波数同調を容易かつ高速に行うことができるテラヘルツ波発生装置とその高速同調方法を提供する。【解決手段】 第1焦点F1を通過した光ビームを非線形光学結晶1内に位置する第2焦点F2に集光する共焦点光学系12と、第1焦点F1を通過する光ビームの光軸を高速で偏向可能なビーム偏向素子14とを備える。ビーム偏向素子と共焦点光学系を介して非線形光学結晶1内の第2焦点F2に向けて単一周波数またはマルチモードのレーザー光7をポンプ波2として入射し、ノンコリニア位相整合条件を満たす方向にアイドラー波3とテラヘルツ波4を発生させ、かつビーム偏向素子14で光ビームの光軸を偏向して発生するテラヘルツ波4の周波数を同調させる。
請求項(抜粋):
パラメトリック効果によってテラヘルツ波発生が可能な非線形光学結晶(1)を有するテラヘルツ波パラメトリック発振器(10)と、第1焦点F1を通過した光ビームを前記非線形光学結晶内に位置する第2焦点F2に集光する共焦点光学系(12)と、前記第1焦点F1を通過する光ビームの光軸を高速で偏向可能なビーム偏向素子(14)と、前記ビーム偏向素子と共焦点光学系を介して第2焦点F2に向けてレーザー光(7)を入射するレーザー装置(16)と、を備えたことを特徴とするテラヘルツ波発生装置。
Fターム (10件):
2K002AA02 ,  2K002AA04 ,  2K002AA07 ,  2K002AB12 ,  2K002BA02 ,  2K002BA12 ,  2K002CA03 ,  2K002DA01 ,  2K002GA04 ,  2K002HA21
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 1998 IEEE Sixth International Conference on Terahertz Electronics Proceedings. THZ 98., p.98-101

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