特許
J-GLOBAL ID:200903007106910278
ヒトシトクロムP-450とヒトシトクロムP-450還元酵素の同時製造方法
発明者:
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
長谷川 洋子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-286148
公開番号(公開出願番号):特開平10-113174
出願日: 1996年10月08日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 遺伝子組換え技術を用いたヒトシトクロムP-450とヒトシトクロムP-450還元酵素の同一宿主内における簡便かつ効率的な同時製造方法を提供する。【解決手段】 同一の薬剤耐性選択マーカー遺伝子を持つヒトシトクロムP-450発現ベクターとヒトシトクロムP-450還元酵素発現ベクター(ただし、いずれか一方のベクターのみが、さらに、宿主内で機能し得る複製開始点と、宿主の栄養要求性を相補する選択マーカーと、上記薬剤耐性選択マーカー遺伝子内に特異的制限酵素切断部位を持つ)を作製し、上記制限酵素切断部位で一方の発現ベクターを切断後、上記2つの発現ベクターを同時に同一宿主細胞内に導入し、得られた形質転換体を培養してヒトシトクロムP-450とヒトシトクロムP-450還元酵素を同時に産生させ、回収する。
請求項(抜粋):
大腸菌に薬剤耐性を付与する選択マーカー遺伝子と、ヒトシトクロムP-450をコードする構造遺伝子領域を含有する第1の発現ベクターと、前記第1の発現ベクターが有する大腸菌に薬剤耐性を付与する選択マーカー遺伝子と同一の選択マーカー遺伝子と、ヒトシトクロムP-450還元酵素をコードする構造遺伝子領域を含有する第2の発現ベクター、であって、さらに上記第1の発現ベクター、第2の発現ベクターのいずれか一方のみが、さらに、宿主内で機能し得る複製開始点を含む遺伝子配列と、宿主の栄養要求性を相補する選択マーカーと、上記大腸菌に薬剤耐性を付与する選択マーカー遺伝子内に当該一方の発現ベクターを1箇所のみで切断し得る特異的な制限酵素切断部位を持つ、ような上記第1、第2の発現べクターを作製し、次いで上記制限酵素切断部位で前記一方の発現ベクターを切断した後、上記第1の発現ベクターと第2の発現ベクターを同時に同一宿主細胞内に導入して宿主細胞を形質転換し、得られた形質転換体を培養してヒトシトクロムP-450とヒトシトクロムP-450還元酵素を同時に産生させ、これら両者を回収することを特徴とする、ヒトシトクロムP-450とヒトシトクロムP-450還元酵素の同時製造方法。
IPC (4件):
C12N 15/09
, C12N 1/19
, C12N 9/02
, C12R 1:645
FI (3件):
C12N 15/00 A
, C12N 1/19
, C12N 9/02
前のページに戻る