特許
J-GLOBAL ID:200903007112250611

抄紙方法のためのてん料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 齋藤 和則 ,  伊東 哲也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-546916
公開番号(公開出願番号):特表2007-515572
出願日: 2004年12月20日
公開日(公表日): 2007年06月14日
要約:
本発明はカルシウム塩及び約0.65までの正味のイオン基の置換度を有するセルロース誘導体を含むてん料であって、このてん料がセルロース又はリグノセルロースの繊維又はフィブリルを実質的に含まないことを特徴とするてん料に関する。また、本発明はカルシウム塩及び約0.65までの正味のイオン基の置換度を有するセルロース誘導体を含むてん料であって、このセルロース誘導体が陽イオン基を含むことを特徴とするてん料に関する。更に、本発明はカルシウム塩を含む材料をセルロース又はリグノセルロースの繊維又はフィブリルの実質的な不在下で約0.65までの正味のイオン基の置換度を有するセルロース誘導体と混合することを特徴とするてん料の製造方法に関する。また、本発明はカルシウム塩を含む材料を約0.65までの正味のイオン基の置換度を有するセルロース誘導体(そのセルロース誘導体は陽イオン基を含む)と混合することを特徴とするてん料の製造方法に関する。更に、本発明はこれらの方法により得られるてん料に関する。更に、本発明はセルロース繊維を含む水性懸濁液を用意し、カルシウム塩及び約0.65までの正味のイオン基の置換度を有するセルロース誘導体を含むてん料(てん料はセルロース又はリグノセルロースの繊維又はフィブリルを実質的に含まない)を懸濁液に導入し、懸濁液を脱水して紙のウェブ又はシートを形成することを特徴とする抄紙方法に関する。また、本発明はセルロース繊維を含む水性懸濁液を用意し、カルシウム塩及び約0.65までの正味のイオン基の置換度を有するセルロース誘導体を含むてん料(セルロース誘導体は陽イオン基を含む)を懸濁液に導入し、懸濁液を脱水して紙のウェブ又はシートを形成することを特徴とする抄紙方法に関する。
請求項(抜粋):
カルシウム塩及び約0.65までの正味のイオン基の置換度を有するセルロース誘導体を含むてん料であって、前記てん料がセルロース又はリグノセルロースの繊維又はフィブリルを実質的に含まないことを特徴とするてん料。
IPC (2件):
D21H 17/67 ,  D21H 17/26
FI (2件):
D21H17/67 ,  D21H17/26
Fターム (11件):
4L055AG12 ,  4L055AG18 ,  4L055AG40 ,  4L055AG46 ,  4L055AG48 ,  4L055AG73 ,  4L055AH01 ,  4L055AH12 ,  4L055AH18 ,  4L055EA29 ,  4L055EA32
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (7件)
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