特許
J-GLOBAL ID:200903007112551107

塩基性誘発放出マイクロカプセル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-561818
公開番号(公開出願番号):特表2002-521397
出願日: 1999年07月28日
公開日(公表日): 2002年07月16日
要約:
【要約】アミノプラスト殻壁およびこの壁に封入されたカプセル化された成分(単数または複数)から形成されるマイクロカプセルであって、ここで、この壁は塩基切断可能エステル部分を含む。これらのカプセルは、塩基の存在に対して感受性であることが分かっており、その結果塩基の存在下では、このカプセル壁は、比較的素早く崩壊または分解し、カプセル化された物質の比較的素早い放出を作り出す。本発明のマイクロカプセルは、特定の鱗翅目のようなアルカリ性腸を有する昆虫の制御における使用のために特に適しており、ここで、カプセル殻壁が昆虫の腸に存在するアルカリ性条件下で素早く崩壊するように設計され、従って、取り扱いが安全であり、特定の所望でない昆虫に対して選択的に効果的でありながら、カプセル物質をえさとしない益虫(単数または複数)に対して害を与えないマイクロカプセルを提供する。
請求項(抜粋):
アミノプラスト殻壁およびカプセル化された成分または該壁内に封入された成分から形成されるマイクロカプセルであって、該壁が、以下の式を有するエステル部分を含み:【化1】ここで、R1=H、またはC1〜C4アルキル;「コア」は、エステル化が可能な少なくとも2つの官能基を含む多官能性C1〜C20脂肪族または脂環式アルコールから誘導され;A1-XH、A2-XH、...An-XHはそれぞれ、1つ以上のランダムにオリゴマー化された、2-ヒドロキシC2〜C6置換アルカン酸および/または2-チオールC2〜C6置換アルカン酸のエステルを構成し、ここで、XHは、エーテル化されたアミノホルムアルデヒドプレポリマーと反応し得る末端アルコールまたはスルフヒドリルを表し;nは、2-ヒドロキシおよび/または2-チオールC2〜C6置換アルカン酸の誘導体と反応し得る該コア上の官能基の数であり;2≦B≦t+u+...y;そしてt+u+...y≦nである、マイクロカプセル。
IPC (5件):
A01N 25/28 ,  A01N 25/04 102 ,  A01N 53/00 ,  A01N 53/08 ,  A01N 57/16 102
FI (5件):
A01N 25/28 ,  A01N 25/04 102 ,  A01N 53/00 B ,  A01N 57/16 102 B ,  A01N 57/16 508 B
Fターム (9件):
4H011AC01 ,  4H011BA03 ,  4H011BA04 ,  4H011BB15 ,  4H011BB17 ,  4H011BC18 ,  4H011BC19 ,  4H011DA06 ,  4H011DA15
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る