特許
J-GLOBAL ID:200903007117365301

自動位置決め方法、装置及び板状材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河内 潤二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-363314
公開番号(公開出願番号):特開平11-179697
出願日: 1997年12月16日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 プリント基板等の板状材料を量産に適した打抜きプレス加工において、ひずみやそり、位置決め穴やピン等のクリアランスの影響がなく、また、ノックアウト機構等の複雑な構成なしに、高精度の位置決めを簡単、確実におこなわせ、より精緻なパターンに応じた高精度加工を可能にする。【解決手段】 板状材料6を、一旦、下金型1に仮位置決めした後、上金型2の下降にしたがって、(b)板状材料の精密位置決め穴7に、精密位置決めピン4の先端を4a挿入し、ついで、(c)精密位置決め穴と略同径の精密位置決めピンの径4eまで挿入することにより板状材料の精密位置決めを行い、製品押さえにより板状材料を挟持し、さらに、(d)板状材料の所定形状の打抜き時に、精密位置決め穴の外周の取り代部9を下金型側方向に打抜くようにした。
請求項(抜粋):
下金型に板状材料を載置し、前記下金型方向に製品押さえを移動させ前記板状材料を下金型に挟持固定させ、前記下金型方向に上金型を移動させ前記板状材料の外形抜き、又はスリット抜き、又は穴あけ等が可能にされた、プレス加工において、前記板状材料に仮位置決め部と、精密位置決め穴と、該精密位置決め穴の外周に設けられた取り代部と、を設け、前記下金型に設けられた前記仮位置決め部に対応する仮位置決め手段により前記板状材料の仮位置決めを行った後、前記板状材料の精密位置決め穴に対応し、先端径が前記精密位置決め穴より小径で精密位置決め位置で前記精密位置決め穴と略同一にされた精密位置決めピンを下金型方向に移動させ前記精密位置決め穴に嵌合させることによって前記板状材料の精密位置決めを行ったのち、前記製品押さえにより前記板状材料を挟持し、さらに、前記上金型を前記下金型方向に移動させ前記板状材料の所定形状の打抜き時に、前記精密位置決め穴の外周の取り代部を下金型側方向に打抜くことを特徴とする自動位置決め方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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