特許
J-GLOBAL ID:200903007118243536

金属製ガスケツト及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-252847
公開番号(公開出願番号):特開平5-065959
出願日: 1991年09月05日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】 折返し部を形成するに当たって、弾性金属板の折返し部と関連する所定の領域を薄肉に形成することにより、折返し部形成に際して及び締め付け後の金属材料の損傷を防止し、弾性金属板の材料選択の範囲を拡大した金属製ガスケット及びその製造方法を提供する。【構成】 金属製ガスケットを構成する弾性金属板3の折返し部5は、折返し縁部7の内側領域と、折返し先端13が位置する領域9とが、折り返し側から薄肉化されている。折り曲げ加工される折返し縁部7では曲げ加工が緩やかであって内側に間隙14を有し、折返し先端13は窪みの面8のため弾性金属板3に接触しない。選択材料を広くしても、折返し縁部7に亀裂や皺が生じず、締め付け後は折返し先端13は弾性金属板3に擦過痕をつけることがない。
請求項(抜粋):
折返し部を備え且つ該折返し部の折返し縁部でシリンダボア孔を形成する弾性金属板を備えた金属製ガスケットにおいて、前記折返し縁部の内面側には前記シリンダボア孔に沿って前記弾性金属板を薄肉にする第1環状溝部が形成され、前記折返し縁部の内面側に前記環状溝部で環状中空部を形成して折り返されており、更に前記折返し部の折返し先端が位置する前記弾性金属板の表面には薄肉にする第2環状溝部が形成されていることを特徴とする金属製ガスケット。

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