特許
J-GLOBAL ID:200903007128985832
プログラム監視装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-302859
公開番号(公開出願番号):特開平5-143379
出願日: 1991年11月19日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】 多重系計算機システムのプログラム動作状態の監視機能を独立したハードウェア化することで、監視機能を向上し、計算機システムの負荷を軽減することにある。【構成】 多重系計算機システムの2つの処理装置のプログラム実行状態を監視する装置において、前記多重系の2つの処理装置からチェックデータを受け取り、プログラム動作状態を比較する機能を持つ比較回路と、前記多重系の2つの処理装置のプログラムの同期をチェックするためのタイムアウト検出機能を持つタイマ回路と、比較回路とタイマ回路を制御し、前記多重系の2つの処理装置に対し動作状態の判定結果を通知する機能を持つ制御回路とを備えた。
請求項(抜粋):
多重系計算機システムの2つの処理装置のプログラム実行状態を監視する装置において、前記多重系の2つの処理装置からチェックデータを受け取り、プログラム動作状態を比較する機能を持つ比較回路と、前記多重系の2つの処理装置のプログラムの同期をチェックするためのタイムアウト検出機能を持つタイマ回路と、比較回路とタイマ回路を制御し、前記多重系の2のつ処理装置に対し動作状態の判定結果を通知する機能を持つ制御回路とを備え、前記比較回路は、前記多重系の2のつ処理装置のそれぞれの実行状態を示すチェックデータ入力を前記多重系の2つの処理装置からそれぞれ入力し、前記多重系の2つ処理装置がチェックデータ入力をそれぞれ出力したことを通知する前記チェックデータ完了入力を前記多重系の2つの処理装置からそれぞれ入力して、前記多重系の2つの処理装置から受け取ったそれぞれのチェックデータを用いて前記多重系の2のつ処理装置間の動作状態を比較する機能を有し、前記タイマ回路は、前記多重系の2つの処理装置のプログラムの同期状態を検査するために、前記多重系の2つの処理装置からの前記チェックデータ完了入力の許容時間差を、前記多重系の2つの処理装置又は独立した処理装置からタイムアウト時間データ入力とタイムアウト時間設定入力を入力することで設定するタイムアウト時間で制限するための、タイムアウト検出機能を有し、前記制御回路は、前記チェックデータ完了入力や前記多重系の2つの処理装置が自分自身で異常を検出したことを示す処理装置異常発生入力を前記多重系の2つの処理装置からそれぞれ入力し、前記タイマ回路のタイムアウト検出機能を制御するタイマスタート信号とタイマストップ信号を前記タイマ回路に出力し、前記タイマ回路からタイムアウトを検出したことを通知するタイムアウト信号を入力し、前記比較回路の比較機能を制御する比較開始信号を前記比較回路に出力し前記多重系の2つの処理装置のプログラム実行状態の比較結果を通知する比較結果信号を入力し、前記多重系の2つの処理装置の動作状態を示すステータス信号とこのステータス信号を出力したことを前記多重系の2つの処理装置に対してそれぞれ通知するステータス完了信号を出力する機能を有することを特徴とするプログラム監視装置。
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