特許
J-GLOBAL ID:200903007142503280

体の屈伸力を補助する椅子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-174695
公開番号(公開出願番号):特開平8-000671
出願日: 1994年06月21日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】椅子脚6の底板5上に取り付けた持ち上げ機具3は、スプリング機構、油圧機構、螺子機構等によりなり、持ち上げ機具支点4を底板5へ傾斜可動状に設置し、持ち上げ機具3の上面は腰当て板1の裏面に対応し、電力、または、人力により作動させる。【効果】一動作で、腰当て板が持ち上がり、同時に背もたれ部も患者の起立する形態に同調して垂直または、任意の角度に移動する、反対に着席時にはこの逆の作用をし、二つの作用を同時に作動させることにより着衣も巻き込まず、不快感を生せず、患者に体力負担をかけることなく、患者をして自主的に椅子への着席、起立を容易とし、更に椅子の脚へ移動用車キャスターを取り付ければ患者の移動範囲を拡げ健康に寄与する。
請求項(抜粋):
図1〜6にて、脚(6)に底板(5)を設置し、脚(6)の脚上面(9)には腰当て軸止金具(10)を設置する。また、持ち上げ機具(3)の持ち上げ機具支点(4)を底板(5)に取り付け傾斜可動できるように設置する、腰当て板軸(8)は、脚(6)の腰当て軸止金具(10)に固着し、腰当て板軸(8)は腰当て板(1)の左右腰当て板側面軸受(7)と回転可動状に取り付ける。腰当て板(1)の背もたれ板軸受(12)には、背もたれ板軸(11)を回転可動状に通し、背もたれ板軸(11)に背もたれ板(2)を固着する。さて、遊星機構まがい(27)構造においては、腰当て板軸(8)にA円板(13)を固着し、背もたれ板軸(11)にはB円板(14)を固着する。A円板(13)とB円板(14)を連結帯(15)でベルト掛け状につなぐ。A固定位置(16)B固定位置(17)の位置にて、連結帯(15)をA円板(13)B円板(14)にそれぞれ固着する。次に、椅子に腰掛けた患者は、持ち上げ機具(3)の作動で腰当て板(1)の後部が持ち上がり傾斜する。すると患者の腰が浮き、同時に背もたれ板(2)も傾きが垂直近くに角度が変わり、患者の背中も自動的に直立になって起立する。

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