特許
J-GLOBAL ID:200903007146465595

過電流遮断回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-191489
公開番号(公開出願番号):特開平11-041787
出願日: 1997年07月16日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 大きい容量性の負荷が接続された電源回路を有する車両が走行しているときに、その大きい容量性の負荷が投入されたことによって生じる一時的な過大電流を異常電流として検出しないようにするとともに、大きい容量の負荷が接続されていないときには短時間でその正常性を判定できるようにする。【解決手段】 主電流通路に挿入された半導体スイッチが十分長い時間にわたり導通状態にあるときに、主電流通路の電流を検出する電流検出回路に所定電流を越える電流が検出されても、半導体スイッチを遮断させる動作をいったん禁止し、電流検出回路に検出される電流値が所定値以下になるまで最大n回(nは2以上の整数)にわたり断続動作を繰り返す。
請求項(抜粋):
主電流通路に挿入された半導体スイッチ(1)と、この主電流通路の電流を検出する電流検出回路(2)と、この電流検出回路に所定電流を越える電流が検出されたとき前記半導体スイッチを遮断させる論理回路(3)とを備え、前記半導体スイッチ(1)が遮断状態から導通状態に切替えられた直後の短い時間(t1 )には前記電流検出回路に前記所定電流を越える電流が検出されても前記論理回路の半導体スイッチをただちに遮断させることなくその短い時間(t1 )にわたり前記論理回路に前記半導体スイッチの断続信号をm回(mは2以上の整数)繰り返し与える第一の手段を設けた過電流遮断回路において、前記半導体スイッチが十分な時間にわたり導通状態にあるとき前記電流検出回路(2)に前記所定電流を越える電流が検出されたときにも前記半導体スイッチをただちに遮断させることなく前記電流検出回路(2)に検出される電流値が前記所定電流以下になるまで最大n回(nは2以上の整数)にわたり断続動作を繰り返す第二の手段を設けたことを特徴とする過電流遮断回路。
IPC (3件):
H02H 3/087 ,  B60R 16/02 670 ,  H02H 3/093
FI (3件):
H02H 3/087 ,  B60R 16/02 670 S ,  H02H 3/093 A

前のページに戻る