特許
J-GLOBAL ID:200903007146634206
ディーゼルエンジンのうず室式燃焼室
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-148739
公開番号(公開出願番号):特開平5-321672
出願日: 1992年05月15日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】 うず室を主噴孔及び副噴孔を介して主燃焼室に連通したディーゼルエンジンのうず室式燃焼室に関し、爆発を主燃焼室の全域で均一化して排気中のHC量等を低減する。【構成】 副噴孔4の燃焼ガス出口4bを主噴孔3の燃焼ガス出口3bより奥側Bに前進させて開口し、副噴孔4の少なくとも燃焼ガス出口4b付近の噴孔傾斜角度R2を主噴孔3の噴孔傾斜角度R1より小さく設定する。これにより、うず室2内の燃焼噴流が主燃焼室5の奥側周縁部7にスムーズに速やかに行き届き易くなり、爆発燃焼が主燃焼室5の全域で均一化され、排気中のHC含有量などが低減される。
請求項(抜粋):
ディーゼルエンジン(E)のシリンダ軸心よりも手前側でシリンダヘッド(1)にうず室(2)を設け、うず室(2)を主噴孔(3)及び副噴孔(4)を介して主燃焼室(5)の手前側周縁部(6)付近に連通し、主噴孔(3)を主燃焼室(5)に近付くほど主燃焼室(5)の奥側周縁部(7)に近付く傾斜状に形成するとともに、副噴孔(4)のうず室(2)側の燃焼ガス入口(4a)を主噴孔(3)の燃焼ガス入口(3a)より手前側(A)に後退しない部位に開口したディーゼルエンジンのうず室式燃焼室において、上記副噴孔(4)を主燃焼室(5)に近付くほど主燃焼室(5)の奥側周縁部(7)に近付く傾斜状に形成し、副噴孔(4)の主燃焼室(5)側の燃焼ガス出口(4b)を主噴孔(3)の燃焼ガス出口(3b)より奥側(B)に前進させて開口し、各噴孔(3)・(4)がシリンダヘッド下面(8)と成す角度を噴孔傾斜角度(R)として設定し、副噴孔(4)の少なくとも燃焼ガス出口(4b)付近の噴孔傾斜角度(R2)を主噴孔(3)の噴孔傾斜角度(R1)より小さく構成することを特徴とするディーゼルエンジンのうず室式燃焼室。
IPC (2件):
前のページに戻る