特許
J-GLOBAL ID:200903007152304897
シンチレーションカメラ
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-245962
公開番号(公開出願番号):特開平11-072567
出願日: 1997年08月28日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ポジトロン核種の放射性同位元素(RI)の分布像を求める際に、位置計算回路の計算能力が低くても精度の良いデータ収集を行うことができるシンチレーションカメラを提供する。【解決手段】 シンチレータ2に入射したγ線が発生した光はライトガイド3を介して光電子増倍管(PMT)4に伝達され、電気信号に変換された後、プリアンプ回路5にて電流信号から電圧信号に変換される。プリアンプ回路5の出力は検出回路6にて加算され、対象とするγ線のエネルギーか否か判定された後に、同時回路10に入力され、同時入射が確認されると、第1の計算開始信号として位置計算回路7に入力される。プリアンプ回路5の出力はまた比較回路8に入力され、隣接するPMT4の出力信号の大きさの大小を比較して、最大出力のPMT4の番号が求められ、判定回路14に入力される。
請求項(抜粋):
入射放射線により光を発生するシンチレータと、該シンチレータに光学的に結合されかつシンチレータで発生した光を電気信号に変換する光電子増倍管(以下、PMTと略称する)と、該PMTからの電気信号を増幅するプリアンプ回路と、該プリアンプ回路の電気信号から放射線の入射を判定し検出信号を出力する検出回路と、該検出回路の検出信号を第1の計算開始信号として前記プリアンプ回路の電気信号を入力して前記入射放射線の検出器への入射位置を計算する位置計算回路とを具備する2個以上の検出器と、それぞれの検出器に放射線が入射した時間が一定の時間間隔内にあることを判定する同時回路と、該同時回路にて一定の時間間隔内に入射したと判定された放射線がそれぞれの検出器の入力面に対し垂直に入射したことを確認する位置弁別回路と、該位置弁別回路からの出力信号により入射位置に対応するメモリのカウントを1つずつ更新してシンチグラムを作成する収集回路と、該収集回路に収集したシンチグラムを表示する表示手段とを有するシンチレーションカメラにおいて、前記プリアンプ回路の出力信号を比較して最大出力信号を得るPMTの位置を特定するPMT出力比較手段をそれぞれの検出器が具備し、該PMT出力比較手段からの出力信号に基づき放射線が検出器の入力面に対し垂直に入射した可能性の有無を判定し、判定結果を第2の計算開始信号として前記位置計算回路に出力する判定回路を備え、前記位置計算回路が前記第1および第2の計算開始信号の入力により位置計算を行うことを特徴とするシンチレーションカメラ。
IPC (2件):
FI (3件):
G01T 1/164 A
, G01T 1/164 G
, G01T 1/161 A
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