特許
J-GLOBAL ID:200903007154735364

カチオン性層状化合物、その製法および使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-528862
公開番号(公開出願番号):特表平11-502878
出願日: 1996年03月15日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】式(I):[M(II)xAl(OH)y](An-)zmH2Oで示されたカチオン性層状化合物を含む、熱崩壊または光化学崩壊に対しハロゲン含有プラスチックを安定化させるための薬剤を提供する。この薬剤は、少なくとも1つの二価金属イオンM(II)源と少なくとも1つのアニオンAn-源と結晶性水酸化アルミニウムとの水性混合物と、水酸化アルミニウムに対し1〜20モル%の水酸化アルカリ金属とを、温度100〜240°Cで10〜240分間反応させ、次いで乾燥して、水相から固体を予め分離することなく粉末を形成することを特徴とする。
請求項(抜粋):
式: [M<SP>(II)</SP><SB>x</SB>Al(OH)<SB>y</SB>](A<SP>n-</SP>)<SB>z</SB><HAN>・</HAN>mH<SB>2</SB>O (I)〔式中、 M<SP>(II)</SP>は、少なくとも1つの二価金属イオン、 A<SP>n-</SP>は、負電荷nの酸アニオン、および nは、1、2または3を意味する。 ただし、1<x<5、y>z、(y+nz)=2x+3、および0<m<10を満足する。〕で示されるカチオン性層状化合物を含む、熱崩壊または光化学崩壊に対しハロゲン含有プラスチックを安定化させるための組成物であって、 水酸化アルカリ金属を、少なくとも1つの二価金属イオンM<SP>(II)</SP>源と少なくとも1つのアニオンA<SP>n-</SP>源と結晶性水酸化アルミニウムとの水含有混合物に、水酸化アルミニウムを基準に1〜20モル%の量で添加し、得られた混合物を温度100〜240°Cで10〜240分間加熱し、次いで乾燥して、水相から固体を予め分離することなく粉末を形成することによって得られることを特徴とする組成物。
IPC (3件):
C08K 3/24 ,  C01F 7/00 ,  C08K 3/26
FI (3件):
C08K 3/24 ,  C01F 7/00 ,  C08K 3/26

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