特許
J-GLOBAL ID:200903007158597322
表面プラズモンセンサー
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-041953
公開番号(公開出願番号):特開平10-239233
出願日: 1997年02月26日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 表面プラズモンセンサーにおいて、センサー面への光ビームの入射角度を容易に変化可能とする。【解決手段】 表面プラズモンセンサーにおいて、カップラー手段10の入力部13および出力部14として、レンズ機能と収差補正機能とを有したホログラム光学素子を用い、光源光学手段20および光検出手段30をそれぞれステージ25, 35上に配置して該ステージ25, 35上でそれぞれをX方向に可動とする。光源光学手段20から出射された光ビームLは入力部13に入射されてセンサ基板2と金属膜3との界面4の所定の点Pに集束せしめられて所定の入射角で入射される。光源光学手段20と光検出手段30とを連動して互いに近接する方向若しくは離間する方向に移動せしめることにより、所定の点Pにおける光ビームLの入射角を変化させる。
請求項(抜粋):
所定の屈折率を有する透明基板、および、この透明基板の一表面側に配され、試料に接触させられる金属膜を備えてなるセンサユニットと、前記透明基板の前記一表面とは反対側の他表面側に、前記所定の屈折率と略同じ屈折率を有するマッチング液を挟んで配置されたカップラー手段であって、一部に形成されている入力部から入射された光ビームを透過して前記透明基板と前記金属膜との界面に入射せしめ、該界面で全反射した光ビームを透過して他の一部に形成されている出力部から出射する、該光ビームの透過する部分が前記所定の屈折率と略同じ屈折率を有するカップラー手段と、光ビームを発生する光源とを備え、前記光源から発生された光ビームを平行光として前記入力部から入射せしめ、前記界面で全反射されて前記出力部から出射された光ビームの強度を検出する表面プラズモンセンサーにおいて、前記入力部および出力部がホログラム光学素子からなることを特徴とする表面プラズモンセンサー。
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