特許
J-GLOBAL ID:200903007160627700

伝動系のバックトルク制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-217513
公開番号(公開出願番号):特開平7-069268
出願日: 1993年09月01日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【目的】 エンジン及び駆動車輪間の伝動系に介装される摩擦クラッチにより、駆動車輪からの過大バックトルクを緩和してエンジン側に伝達し、良好なエンジンブレーキ効果を得る。【構成】 摩擦クラッチFC のクラッチアウタ16をエンジン側に接続し、そのクラッチインナ15を、駆動車輪に連なる伝動板14に相対回転可能に支承させ、これらクラッチインナ15及び伝動板14間に、バックトルクに応じて反発力を発揮するトルクばね27と、このトルクばね27の変形量の増大に応じて摩擦クラッチのクラッチ容量を減少させるカム機構CM とを設ける。
請求項(抜粋):
クラッチアウタ(16)と、これに囲繞されるクラッチインナ(15)と、クラッチアウタ(16)の内周にスプライン嵌合する第1摩擦板(17)と、この第1摩擦板(17)と重合してクラッチインナ(15)の外周にスプライン嵌合する第2摩擦板(18)と、第1及び第2摩擦板(17,18)を相互に摩擦係合すべくそれらに押圧力を与えるクラッチばね(19)とから摩擦クラッチ(FC )を構成し、前記クラッチアウタ(16)をエンジン及び駆動車輪間の伝動系の駆動部材(11,16)及び被動部材(6,12)の一方に連結し、その他方に連結した伝動板(14)と同軸に前記クラッチインナ(15)を相対回転可能に配設し、これら伝動板(14)及びクラッチインナ(15)の両者間には、伝動系のバックトルクに応じて反発力を発揮するトルクばね(27)と、このトルクばね(27)の変形に伴う前記両者間の相対回転角の増加に応じて摩擦クラッチ(FC )のクラッチ容量を減少させるカム機構(CM )とを設けたことを特徴とする、伝動系のバックトルク制御装置。
IPC (2件):
B62M 11/06 ,  F16D 13/52
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-294219
  • 特開昭63-145854

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