特許
J-GLOBAL ID:200903007161808156

有機リン誘導体よりなる新規顕色剤および有機リン誘導体を含む感熱記録材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 友松 英爾 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-103835
公開番号(公開出願番号):特開平10-278436
出願日: 1997年04月07日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 発色画像の保存安定性に優れているとともに、十分な発色濃度を有する感熱記録材料およびそれに用いるための新規顕色剤の提供。【解決手段】 下記一般式(1)【化1】〔式中、R1とR2は、例えばアルキル基であり、R3は、例えば水素原子であり、Arは下記一般式(2)【化2】および下記一般式(3)【化3】(式中、R4,R5,R6は、例えばアルキル基である。)で示される芳香族残基よりなる群から選ばれた基である。〕で示される有機リン誘導体よりなることを特徴とする発色性染料用顕色剤およびそれを用いる感熱記録材料。
請求項(抜粋):
下記一般式(1)【化1】〔式中、R1とR2は、アルキル基、アルコキシ基およびハロゲンよりなる群からそれぞれ独立して選ばれた基であり、R3は水素原子、アルキル基、アルコキシアルキル基、硫黄原子を含むアルキル基、アルキルアミノアルキル基、アリール基、アラルキル基、アラルケニル基、アリールチオアルキル基、アリールアミノアルキル基よりなる群から選ばれた基であり、mとnは、0〜4の整数より独立して選ばれた数であるが、mやnが2以上の場合はそれぞれ複数のR1やR2が存在するが、それぞれのR1が、および/またはそれぞれのR2が、それぞれ異った前記基であってもよく、Arは下記一般式(2)【化2】および下記一般式(3)【化3】(式中、R4,R5,R6はアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、ハロゲン、アラルキル基、ヒドロキシ基、ヒドロキシ基含有アルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、シクロアルコキシカルボニルアルキル基、アラルキルオキシカルボニルアルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アルキルアミノ基、アルキルアリールアミノ基、ジアルキルアミノ基、カルボキシアルキルアミノ基、アルコキシカルボニルアルキルアミノ基、アリールアミノ基、アラルキルアミノ基、硫黄原子を含むアルキル基、アリール基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、カルボキシアルキルチオ基、アルコキシカルボニルアルキルチオ基よりなる群からそれぞれ独立して選ばれた基であり、pは0〜4の整数、qは0〜2の整数、rは0〜4の整数であり、p,q,rが2以上の時はそれぞれ複数のR4、R5、R6が存在するが、それぞれのR4が、それぞれのR5が、それぞれのR6が、それぞれ異なった前記基であってもよい。)で示される芳香族残基よりなる群から選ばれた基である。〕で示される有機リン誘導体よりなることを特徴とする発色性染料用顕色剤。
IPC (2件):
B41M 5/30 ,  C07F 9/6574
FI (2件):
B41M 5/18 108 ,  C07F 9/6574 A

前のページに戻る