特許
J-GLOBAL ID:200903007164439275

水性塗料組成物およびそれを用いた塗装方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-082133
公開番号(公開出願番号):特開平5-279620
出願日: 1992年04月03日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【構成】 被膜形成材料の主成分として、カルボキシル基およびジアゾ基を併有する特定の高分子ポリウレタンポリアゾ開始剤の存在下に、いわゆる単官能性単量体類と、いわゆる多官能性単量体類とを重合させて得られる重合体粒子(ウレタンゲル)の水性分散液を、含有することから成る水性塗料組成物と;当該組成物を用いた、たとえば、2コート・2ベーク仕上げ、2コート・1ベーク仕上げ又はオーバーコート仕上げなどの各種の塗布方法。【効果】 たとえば、アクリル・ウレタン複合粒子をゲル化したのち、水性分散化せしめたものは、とりわけ、チキソ性を発揮し、しかも、極めて優れたメタリック感を有するものである処から、2コート・1ベーク仕上げのベースコート用に優れた諸性能を発現する。加えて、叙上の水性塗料組成物は、構造粘性の大きさに起因するワキやタレなどの無い、美麗なる塗膜を与える。
請求項(抜粋):
被膜形成材料の主成分として、分子量が1,000以上なる、それぞれ、一般式[I]で示される構造単位と、一般式[II]で示される構造単位とを、一分子中に少なくとも1個有する、カルボキシル基およびジアゾ基を有するポリウレタン樹脂の存在下に、しかも、分散安定剤の共存下に、重合性不飽和結合含有単量体と、一分子中に少なくとも2個の重合性不飽和結合を有する単量体とを重合せしめることによって得られる架橋重合体を、水性媒質中に分散せしめた水性重合体を含有することを特徴とする、水性塗料組成物。【化1】[ただし、式中のR1 はカルボキシル基を必須とするアルキレン基、またはベンゼン環もしくはシクロヘキセン環のいずれかを含んだアルキレン基を、R2 はアルキレン基、シアノ基を含んだアルキレン基、アミド結合を含んだアルキレン基、またはアミド結合と水酸基とを併せ有するアルキレン基を表すものとする。]【化2】[ただし、式中のR3 はポリエステルポリオール残基、ポリウレタンポリオール残基、ポリエステルポリウレタンポリオール残基、ポリエーテルポリオール残基、ポリエーテルポリエステルポリウレタンポリオール残基および/またはポリエーテルポリウレタンポリエステル残基を表すものとする。]
IPC (5件):
C09D151/08 PGX ,  C08F 4/04 MEG ,  C09D133/04 PFX ,  C08F283/00 MQW ,  C08G 18/38 NDQ

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