特許

J-GLOBAL ID：200903007165735684

金属製クリップ

発明者： 大谷 充男
出願人/特許権者： ゼブラ株式会社 ,  東京金属工業株式会社
代理人 (1件)： 早川 政名 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-329185
公開番号（公開出願番号）：特開平11-157280
出願日： 1997年11月28日
公開日（公表日）： 1999年06月15日
要約：

【要約】【課題】 一連の曲げ加工が施された多数のクリップを、メッキ処理時にメッシュ容器内に無造作にまとめて入れてもクリップ本体同士が互いに絡み合わないように、そして、合成樹脂材料からなる軸筒又はキャップのクリップ取付孔への圧入固着を抜け外れることがない状態でしっかりと固着し得るように改良した金属製クリップを提供することにある。【解決手段】クリップ部1と、このクリップ部の一端側におけるその裏面下方に互いに向き合うように折り曲げられた連設部2-1 から前方に向けて平行に突設されて合成樹脂材料からなる軸筒又はキャップBのクリップ取付孔3に圧入固着される取付片部2とを備え、前記クリップ部1と取付片部2の連設部2-1 とを略半円弧形状の連設断面開口形状に折り曲げ開口してなる金属製クリップであって、クリップ本体Aの取付片部2の一方又は双方から略半円弧形状に開口する空間部7の開口断面積を細分割するように挿入防止片部8を立ち上げ備えて、他のクリップ本体Aのクリップ部1又は取付片部2が空間部7に入り込まないようにしたことである。

請求項（抜粋）：

帯板状のクリップ部と、このクリップ部の一端側においてその幅方向両側から下方に向け且つその裏面下方において互いに向き合うように折り曲げられた連設部から前方に向けて平行に突設されて合成樹脂材料からなる軸筒又はキャップのクリップ取付孔に圧入される取付片部とを備え、前記クリップ部と連設部とを適宜の連設断面開口形状に折り曲げ開口してなる金属製クリップであって、少なくともクリップ本体の取付片部の一方又は双方から挿入防止片部を立ち上げて、適宜の連設断面開口形状に開口する空間部の開口断面積を細分割してなる事を特徴とする金属製クリップ。