特許
J-GLOBAL ID:200903007168379510

下水汚泥等の高含水率・高揮発性の廃棄物焼却炉に用いる外部循環流動層炉の運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-339382
公開番号(公開出願番号):特開2002-147725
出願日: 2000年11月07日
公開日(公表日): 2002年05月22日
要約:
【要約】【課題】 循環流動層炉において、高含水率かつ高揮発分の下水汚泥を高効率で、低公害燃焼を可能とせしめるコンパクトで低コスト型の循環流動層炉の運転方法の提供。【構成】 流動層の下方から供給する一次空気により気泡流動層を形成させ、スプラッシュ領域に二次空気を導入し、該二次空気により前記吹上げ粒子をフリーボードを介して炉外に同伴輸送した粒子を外部循環部を介して前記気泡流動領域へ還流させる循環流動層焼却炉において、全供給空気量を前述の一次空気と二次空気とに分配するにあたり、一次空気量を全空気量の10〜40%(体積比)とするとともに、一次空気量が、焼却対象物の完全燃焼に必要な理論空気量の0.15〜0.5倍で、更に二次空気の気泡流動層領域への吹き込み位置が流動層空気分散板から、1.2m以上の高さであり、かつ、平均粒径0.5mm以下の流動媒体を用いることを特徴とする。
請求項(抜粋):
下水汚泥等の高含水率・高揮発性の廃棄物焼却炉に外部循環流動層炉を用い、前記流動層炉の下方から供給する一次空気により気泡流動層(濃厚層部)を形成させ、該気泡流動層領域(濃厚層部)の流動砂層面の気泡の破裂に伴なって流動媒体の粒子が吹き上げられるスプラッシュ領域に二次空気を導入し、該二次空気により前記吹き上げ粒子をフリーボードを介して炉外に同伴輸送し、同伴輸送した粒子を外部循環部を介して前記気泡流動領域へ還流させる循環流動層焼却炉において、全供給空気量を前述の一次空気と二次空気とに分配するにあたり、一次空気量を全供給空気量の10〜40%(体積比)とするとともに、前記一次空気量が、焼却対象物の完全燃焼物の完全燃焼に必要な理論空気量の0.15〜0.5倍に設定し、気泡流動層領域を還元雰囲気に維持して熱分解を行わしめることを特徴とする下水汚泥等の高含水率・高揮発性の廃棄物焼却炉に用いる外部循環流動層炉の運転方法。
IPC (7件):
F23G 5/30 ZAB ,  F23G 5/30 ,  F23C 10/02 ,  F23G 5/50 ZAB ,  F23G 5/50 ,  F27B 15/02 ,  F27B 15/10
FI (8件):
F23G 5/30 ZAB P ,  F23G 5/30 ZAB A ,  F23G 5/30 ZAB R ,  F23G 5/50 ZAB E ,  F23G 5/50 ZAB H ,  F27B 15/02 ,  F27B 15/10 ,  F23C 11/02 311
Fターム (27件):
3K062AA11 ,  3K062AB01 ,  3K062AC01 ,  3K062AC02 ,  3K062BB03 ,  3K062DB06 ,  3K062DB09 ,  3K062DB30 ,  3K064AA01 ,  3K064AA04 ,  3K064AB03 ,  3K064AC03 ,  3K064AC06 ,  3K064AD08 ,  3K064AE01 ,  3K064AE04 ,  3K064AE11 ,  3K064BA07 ,  3K064BA17 ,  3K064BB09 ,  4K046HA12 ,  4K046JC04 ,  4K046JC06 ,  4K046JC08 ,  4K046JD06 ,  4K046JE04 ,  4K046LA04
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (2件)
  • 流動層焼却炉
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-181130   出願人:三菱重工業株式会社
  • 廃棄物の流動層燃焼方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-120319   出願人:三造環境エンジニアリング株式会社

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