特許
J-GLOBAL ID:200903007169221200

直動型プレスの多段モーション制御装置及び制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-314218
公開番号(公開出願番号):特開平10-137992
出願日: 1996年11月11日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 多行程加工や複合加工時に多段で加工条件を変更し、生産効率を向上できる直動型プレスの多段モーション制御装置及び制御方法を提供する。【解決手段】 スライド4を上限位置Uから下降した後に所定位置で加圧し、次に上限位置Uまで上昇する直動型プレスの多段モーション制御方法において、上限位置Uから次に上限位置Uに戻るまでの間、上限位置Uより低い所定の待機位置Mと、この待機位置Mより低い所定の下限位置Lとの間で、スライド4を所定回数反復駆動して多段モーション加工を行う。下限位置L、待機位置M、下限位置Lで加圧する加圧時間、待機位置Mで停止する待機時間、及び下限位置Lにおける加圧力等が、各段毎に一定値、あるいは、異なった値に設定される。
請求項(抜粋):
スライド(4) を上下方向に直線駆動する油圧シリンダ(16)と、この油圧シリンダ(16)を駆動する圧油の流量及び方向を制御する比例流量制御弁(15)と、スライド(4) の位置を検出するスライド位置検出手段(8) とを備え、前記スライド位置検出手段(8) によって検出したスライド位置に基づいて前記比例流量制御弁(15)により前記油圧シリンダ(16)を制御し、スライド(4) を上限位置(U) と下限位置(L) 間で位置制御する直動型プレスの多段モーション制御装置において、各段の加圧位置、加圧保持時間、待機位置、待機時間及び加圧力のモーションデータの内少なくともいずれか一つが各段毎に異なっている多段モーションでの最大段数及び各段毎の前記モーションデータの少なくとも一つ、及び/又は、前記モーションデータが各段で等しい多段モーションでの1段当たりの前記モーションデータの少なくとも一つを設定する多段モーション設定手段(12)と、前記多段モーション設定手段(12)によって設定された多段モーションの前記モーションデータに基づいて、前記比例流量制御弁(15)に流量指令信号を出力して油圧シリンダ(16)の駆動方向及び速度を制御する制御器(11)とを備えたことを特徴とする直動型プレスの多段モーション制御装置。
IPC (2件):
B30B 13/00 ,  B30B 15/16
FI (3件):
B30B 13/00 G ,  B30B 15/16 D ,  B30B 15/16 C

前のページに戻る