特許
J-GLOBAL ID:200903007169549958

空燃比センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-323027
公開番号(公開出願番号):特開平6-174678
出願日: 1992年12月02日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 空燃比センサの初期ばらつき,経時変化等による出力特性の較正を精密に良く行い空燃比センサの検出精度を高める。【構成】 空燃比センサ1の拡散電流Ipから空燃比(空気過剰率)λを検出する場合に、ROM13に予めセンサ出力特性(λ-Ip)テーブルと、排気管が大気状態になったときの大気時センサ出力値IpAから選択できるようにした複数の補正係数テーブル(補正係数テーブルは、制御範囲の空燃比の各値ごとに補正係数αλを個別に定めてある)を予め用意し、センサ較正は、出力特性テーブルと補正係数テーブルから現在のIpAに対応のものをRAM14に呼び出し、CPU15により検出されたIpに対応の仮のλを出力特性テーブルから検索し、このλに対応のαλを補正係数テーブルから逆検索し、αλをIp又はその出力信号g(Ip)に乗算して行う。
請求項(抜粋):
排気ガス中の酸素と未燃ガス成分からエンジン吸気系の混合気の空燃比を検出する拡散律速形の空燃比センサであり、センサ出力値〔センサ出力値は拡散電流値Ip若しくはこれと相関関係を有する出力信号g(Ip)である〕を基に空燃比(空気過剰率を含む)λを検出する方式のものにおいて、空燃比センサの出力特性〔λ-Ip又はλ-g(Ip)〕テーブルと、排気管が大気状態になったときの大気時センサ出力値〔大気時センサ出力値は大気時拡散電流値IpA又はこれと相関関係をなす出力信号g(IpA)である〕から或いはその基準値〔IpSA又はg(IpSA)〕に対する大気時センサ出力値〔IpA又はg(IpA)〕の変化率から選択できるようにした複数の補正係数テーブル(補正係数テーブルは、制御範囲の空燃比の各値ごとに補正係数αλを個別に定めたλ-αλテーブルである)とを予め用意しておき、且つ、前記空燃比センサの出力特性に較正の必要が生じると前記出力特性テーブルを用いて、実際に検出される空燃比制御時の拡散電流値Ip或いはその出力信号g(Ip)に対応の仮の空燃比λを検索した後、このλに対応の補正係数αλを前記補正係数テーブルから検索し、この補正係数αλを前記検出された拡散電流値Ip或いはその出力信号g(Ip)に乗算することにより出力特性を較正する演算手段を備えたことを特徴とする空燃比センサ。
IPC (2件):
G01N 27/26 381 ,  G01N 27/41

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