特許
J-GLOBAL ID:200903007174274886
快削性工具鋼
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
長門 侃二
, 山中 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-259294
公開番号(公開出願番号):特開2004-002951
出願日: 2002年09月04日
公開日(公表日): 2004年01月08日
要約:
【課題】被削性が優れ、また鏡面性、耐食性も優れていて、プラスチック成形用金型の材料として有用な快削性工具鋼を提供する。【解決手段】Feを主成分とし、Cの含有量が0.001〜0.4質量%、Siの含有量が0.02〜2質量%、Niの含有量が0.1〜6質量%、Crの含有量が0.1〜10質量%、Alの含有量が0.1から3質量%、Mnの含有量が0.7質量%以下であり、Tiまたは/およびZrの含有量が、WTi+0.52WZrに基づく計算値が0.03〜1.2質量%となる含有量であり、S,SeおよびTeの群から選ばれる少なくとも1種の含有量が、WS+0.4WSe+0.25WTeに基づく計算値が0.01〜0.4質量%となる含有量である快削性工具鋼。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
Feを主成分とし、Cの含有量が0.001〜0.4質量%、Siの含有量が0.02〜2質量%、Niの含有量が0.1〜6質量%、Crの含有量が0.1〜10質量%、Alの含有量が0.1〜3質量%、Mnの含有量が0.7質量%以下であり、
Tiまたは/およびZrの含有量が、それぞれの含有量をWTi(質量%)、WZr(質量%)と表示したときに、次式:X=WTi+0.52WZrに基づく計算値が0.03〜1.2質量%となる含有量であり、
S,SeおよびTeの群から選ばれる少なくとも1種の含有量が、それぞれの含有量をWS(質量%)、WSe(質量%)、WTe(質量%)と表示したときに、次式:Y=WS+0.4WSe+0.25WTeに基づく計算値が0.01〜0.4質量%となる含有量であり、かつ、
Cの含有量をWCと表示したときに、前記X値と前記Y値と前記WC値の間では、2.25≦X/Y≦3.7、0.1≦WC/X≦0.65の関係が成立しており、かつ、
Tiまたは/およびZrを金属元素成分の主成分とし、Cを必須成分とし、S,SeおよびTeの群から選ばれる少なくとも1種を含む快削性付与化合物相が組織の中に分散して形成されていて、研磨表面で観察される前記快削性付与化合物相の面積率が0.05〜5%であることを特徴とする快削性工具鋼。
IPC (2件):
FI (2件):
C22C38/00 302E
, C22C38/60
前のページに戻る