特許
J-GLOBAL ID:200903007179635623
冷媒上昇流路付き直接接触式冷却槽
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
市東 禮次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-079040
公開番号(公開出願番号):特開平7-286766
出願日: 1994年04月18日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】水タンクの底に沈降した冷媒を回収して冷凍サイクルに戻す冷媒上昇流路付き直接接触式冷却槽を提供する。【構成】水より比重が大きい難水溶性冷媒2cとの直接接触により水2bを冷却する冷却槽1の水面上方空間3の圧力Ptを、水の凝固点における冷媒2cの飽和圧力P0以下(Pt≦P0)に保つ。冷却槽1内に冷媒2cと水2bを噴出するノズル5を取付け、冷却槽1の底部から水面に至る冷媒上昇流路30を設ける。ノズル5から噴出した冷媒2cの気化潜熱により水2bを冷却する。水面上方空間3で気化せず冷却槽底部に沈降した冷媒2cは、水面上方空間3の圧力の低減等により沸騰させ、発生した冷媒ガスを上昇流路30へ導いて上昇流を形成し、沈降冷媒2cを冷却サイクルへ戻す。一旦上昇流が発生すれば、その後上昇流が沈降冷媒2cを引き込んで上昇させ、沸騰を促進することができる。
請求項(抜粋):
水より比重が大きい難水溶性冷媒との直接接触により水を冷却する冷却槽において、水の凝固点における前記冷媒の飽和圧力P0以下の圧力Pt(Pt≦P0)に保たれた水面上方空間、気相冷媒の抽出口、冷却された水の出口、及び前記冷却槽の底部から水面に至る冷媒上昇流路を備え、前記冷却槽底部に沈降した冷媒を前記上昇流路により前記水面上方空間へ導いてなる冷媒上昇流路付き直接接触式冷却槽。
IPC (2件):
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