特許
J-GLOBAL ID:200903007190460436

建設機械の旋回フレーム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-215492
公開番号(公開出願番号):特開平10-037244
出願日: 1996年07月26日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 運転室支持用の張出しビームとセンタビームの取付ブラケットとの間の溶接部側に高応力が発生するのを低減できるようにする。【解決手段】 センタビーム14のブラケット部14Aを挟んで運転室支持用の張出しビーム18と対向する位置に、補強部材25の傾斜板部25Aをブラケット部14Aと底板13との間で一定の傾斜角をもって斜めに配設する。そして、傾斜板部25Aの下側端部および上側端部をそれぞれ底板13およびブラケット部14Aに溶接する。また、傾斜板部25Aの後側端部には底板13とブラケット部14Aとの間の角隅部を傾斜板部25Aと共に閉塞するように閉塞板部25Bを設け、この閉塞板部25Bの下側端部および左側端部をそれぞれ底板13およびブラケット部14Aに溶接する。
請求項(抜粋):
底板上に立設された左,右一対のセンタビームを有し、該各センタビームの前端側が作業装置用のブラケット部となったセンタフレームと、基端側が該センタフレームの底板と前記センタビームのブラケット部とに溶接され、先端側がサイドフレームに接合されることにより該サイドフレームと共に運転室を下側から支持する運転室支持用の張出しビームとを備えてなる建設機械の旋回フレームにおいて、前記センタフレームの底板と前記センタビームのブラケット部との間には、該ブラケット部を挟んで前記張出しビームの基端側と対向する位置に補強部材を溶接により固着し、該補強部材は、前記ブラケット部に作用する曲げ荷重を前記張出しビームの基端側との間で受承する構成としたことを特徴とする建設機械の旋回フレーム。

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