特許
J-GLOBAL ID:200903007195867410

キャッシュメモリ同期方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-282373
公開番号(公開出願番号):特開平6-110785
出願日: 1992年09月28日
公開日(公表日): 1994年04月22日
要約:
【要約】【目的】 各プロセッサがキャッシュメモリを有し、主記憶装置を共有するマルチプロセッサシステムに於いて、キャッシュメモリのヒット率を向上させる。【構成】 或るプロセッサが或るブロックの無効化要求を出力すると、他のプロセッサは自プロセッサ対応のキャッシュメモリ中の上記ブロックの状態を一時無効状態S4にする。自キャッシュメモリ中の一時無効状態S4にあるブロックと同じブロックに対するリード要求が他のキャッシュメモリ対応のプロセッサから出力され、上記ブロックが主記憶装置から出力されると、そのブロックを自キャッシュメモリに取り込み、その状態を共有状態S1にする。また、各プロセッサは自プロセッサ対応のキャッシュメモリ中のブロックを一時無効状態S4にした後、一定時間Tが経過することによりそのブロックの状態を無効状態S0にする。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサと、前記各プロセッサ対応のキャッシュメモリと、前記各プロセッサによって共有される主記憶装置とを備えたマルチプロセッサシステムに於いて、特定プロセッサが出力したブロックの無効化要求に応答して他のプロセッサは自プロセッサ対応のキャッシュメモリ中の前記ブロックの状態を一時無効状態にし、前記各キャッシュメモリは自キャッシュメモリ中の一時無効状態になっているブロックと同じブロックに対する他のキャッシュメモリ対応のプロセッサが出力したリード要求に応答して前記主記憶装置からリード要求の要求元に転送されるブロックを取り込み、前記ブロックの状態を共有状態にし、前記各プロセッサは自プロセッサ対応のキャッシュメモリ中のブロックの状態を一時無効状態にした後、一定時間が経過することにより前記ブロックの状態を無効状態にすることを特徴とするキャッシュメモリ同期方式。

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