特許
J-GLOBAL ID:200903007224066643

押出加工用のフローガイド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-229397
公開番号(公開出願番号):特開平9-070615
出願日: 1995年09月06日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 開口部の形状を容易に決定でき、該開口部によりダイス孔内部での金属材料の流速を最適化できるフローガイドを提供すること。【解決手段】 フローガイド開口部53の形状は、以下の手順で決定されている。まず、最小肉厚a1、及び遅れ係数Yi が、材料金属の材質、押出温度、押出速度に応じて定まるので、事前に実験的に求められる。次に、ダイス孔51の基準点P1〜P10の相当肉厚wi が算出される。そして、ダイス孔の基準肉厚w0 と、フローガイド開口部の基準開口幅C0 を適当に選定した上で、下記数式1に従って図中両端矢印の箇所の寸法が決定される。この様な形状のフローガイド開口部により、ダイス孔内部での金属材料の流速が最適化される。【数1】Ci = C0 ×(w0-a1)/(wi-a1)/ Yi
請求項(抜粋):
ダイスに形成されたダイス孔の形状に応じて形状が定められる開口部を有し、前記ダイスの前面側に設置され、前記開口部の開口幅の広狭によって、ダイス孔各部への金属材料の流入比を調整する押出加工用のフローガイドにおいて、ダイス孔の肉厚wi の箇所に対応する前記開口部の開口幅Ci が、下記の数式1に従って決定されていることを特徴とする押出加工用のフローガイド。【数1】[但し、w0 はダイス孔の基準肉厚、wi はダイス孔の所定位置における相当肉厚、C0 はフローガイド開口部の基準開口幅、a1はダイス孔の最小肉厚、Yiはダイスセンタからの距離による遅れ係数。]
IPC (2件):
B21C 31/00 ,  B21C 25/02
FI (2件):
B21C 31/00 ,  B21C 25/02 Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭56-122617
  • 特開昭50-065459

前のページに戻る