特許
J-GLOBAL ID:200903007224601557

ダブル型緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 宏之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-315438
公開番号(公開出願番号):特開2000-127965
出願日: 1998年10月19日
公開日(公表日): 2000年05月09日
要約:
【要約】【課題】 小さな衝撃力の緩衝作用に劣り、車両の乗り心地を悪化させている。【解決手段】 一方の車両に連結される枠体1内に設けられ、シリンダ部2eを形成するシリンダ部材2と、シリンダ部材2を貫通させて摺動自在に配置され、シリンダ部2eに位置するピストン6が両側を連通する絞り流路aを形成するピストン棒5a,5bと、シリンダ部材2の両側に配置され、他方の車両の伴板守30,31に係止する伴板11a,11bと、シリンダ部材2の両側面と各伴板11a,11bとの間にそれぞれ挟装されて初期圧縮が与えられる弾性体10a,10bと、シリンダ部2e内に収容され、流動抵抗を有して絞り流路aを流動する流動体4とを有し、ピストン棒5a,5bの少なくとも一方の先端部と伴板11a,11bとの間に間隙Lが形成され、弾性体10a,10bが所定量の圧縮を受けた後に間隙Lが消滅し、ピストン棒5a,5bの先端部が伴板11a,11bに当接する。
請求項(抜粋):
一方の車両に連結される枠体(1)と、枠体(1)内に一体に形成され、中央内部にシリンダ部(2e)を形成するシリンダ部材(2)と、シリンダ部材(2)の両側にそれぞれ配置され、他方の車両の伴板守(30,31)にそれぞれ係止する一対の伴板(11a,11b)と、シリンダ部材(2)を摺動自在に貫通させて配置され、シリンダ部(2e)に位置するピストン(6)が該ピストン(6)の両側を連通する絞り流路(a)を形成すると共に、シリンダ部材(2)から突出する端部がそれぞれ対応する伴板(11a,11b)に当接するピストン棒(5a,5b)と、シリンダ部材(2)の両側面と各伴板(11a,11b)との間にそれぞれ挟装されて初期圧縮が与えられる弾性体(10a,10b)と、シリンダ部(2e)内に収容され、流動抵抗を有して絞り流路(a)を流動する流動体(4)とを有し、前記ピストン棒(5a,5b)の少なくとも一方の先端部と伴板(11a,11b)との間に間隙(L)が形成され、弾性体(10a,10b)が所定量の圧縮を受けた後に該間隙(L)が消滅し、該ピストン棒(5a,5b)の先端部が該伴板(11a,11b)に当接することを特徴とするダブル型緩衝器。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭51-050118

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