特許
J-GLOBAL ID:200903007227820110

イヤリング性とフランジ加工性に優れた缶用極薄鋼板の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-132712
公開番号(公開出願番号):特開平5-345924
出願日: 1992年05月25日
公開日(公表日): 1993年12月27日
要約:
【要約】【目的】 板厚が製缶業者の要求通りに薄く、なおかつフランジ加工性の優れた溶接用極薄鋼板およびイヤリング性等の優れた2ピース缶用極薄鋼板の製造法。【構成】 C:0.0015%以下、N:0.0100%以下に加えて、Ti:3.4×([N重量%]-0.0010)%以上、0.02%以下、Nb:6.6×([N重量%]-0.0010)%以上、0.03%以下、B:0.79×([N重量%]-0.0010)%以上、0.0040%以下を含有する鋼片を、850°C以上の仕上温度で熱間圧延し、冷延し、焼鈍し、10%〜50%で2次冷間圧延し、硬さと引張強さを特定したことを特徴とする、板厚が0.26mm以下でフランジ加工性とイヤリング性の優れた缶用極薄鋼板の製造法。【効果】 缶強度とフランジ加工性、イヤリング性、DWI加工性を両立させ、薄手化に対応が可能。
請求項(抜粋):
重量%でC :0.0015%以下、Mn:0.05〜0.40%、P :0.06%以下、S :0.06%以下、酸可溶Al:0.10%以下、N :0.00100%以下、に加えて、Ti:3.4×([Nの重量%]-0.0010)%以上、0.02%以下、Nb:6.6×([Nの重量%]-0.0010)%以上、0.03%以下、B:0.79×([Nの重量%]-0.0010)%以上、0.0040%以下、のうち1種以上を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる熱鋼片(スラブ)を、850°C以上の仕上温度で熱間圧延した後、酸洗し、冷間圧延し、再結晶焼鈍し、10%〜50%以下の圧下率で2次冷間圧延を施し、HR30-T硬さが58以上かつ圧延方向の引張強さが40kgf/mm2 としたことを特徴とするイヤリング性とフランジ加工性に優れた溶接缶用極薄鋼板の製造法。
IPC (4件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14

前のページに戻る