特許
J-GLOBAL ID:200903007231899308

トルクリミツタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-285964
公開番号(公開出願番号):特開平5-126160
出願日: 1991年10月31日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 コイルばねを用いたトルクリミッタのコイルばね端末の固定方法やコイルばね形状を製造が容易でかつ組立て易くしてコスト低減を図り、しかも作動が確実で設定トルクの範囲を大きくできるトルクリミッタである。【構成】 トルクリミッタ10は、一端開放状の外筒部材11のばね挿入部12内にコイルばね13を収納し、その内径内に内輪18が設けられている。外筒部材11の内側には突状の内側リング16が設けられ、このリングにコイルばね13の端内径が圧入されて固定される。他端のフック14は内輪18と外筒部材11の間の開放端を閉じる蓋17の凹所に係合されている。内側リング16の外径D1 は内輪18の異径段部19の外径D2 よりやや大である(D1 >D2 )。
請求項(抜粋):
平行軸の長さ中央部分に大径の異径段部を有する内輪と、その外周に巻付けたコイルばねとを、一端開放状でその奥部に内側リングを有する外筒部材内に回転自在に嵌挿し、内輪と外筒部材間の開放端を蓋で閉じ、コイルばねはその内径が全長に亘ってほぼ同じとし、一端を内側リングの外径に圧入して固定し、他端はフックを設けて蓋に係合させ、前記内輪の異径段部径をコイルばね内径より僅かな締まり嵌めもしくはすきま嵌めとなるようにし、蓋の捩りによりコイルばね内径を変化させてトルク調整を自在としたトルクリミッタ。

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