特許
J-GLOBAL ID:200903007250158726

多分割分級方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 数彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-346547
公開番号(公開出願番号):特開平7-178371
出願日: 1993年12月22日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】目的とする所定粒径範囲の粒子群を高収率で分割採取し得る多分割分級方法を提供する。【構成】コアンダ効果を利用した多分割分級方法において、第1分割領域に粗粒子群を分割捕集し、第2分割領域に所定粒径範囲の粒子群を分割捕集し、第3分割領域に所定粒径未満の粒子群を分割捕集するに際し、2分割領域に分割捕集される所定粒径範囲の粒子群の重量平均粒径(mm)との関係で表される特定の式を満足する様に、コアンダブロックの壁面側に近接配置された第1ナイフエッヂの先端と原料供給ノズルとの距離L1 (mm)および第1ナイフエッヂに隣接配置された第2ナイフエッヂの先端と原料供給ノズルとの距離L2 (mm)を選定する。
請求項(抜粋):
粉砕により生成した重量平均粒径約3mm以下の固体粒子群から所定粒径範囲の粒子群を分割採取する多分割分級方法であって、ナイフエッヂにて構成される分級フエンスにより少なくとも3つに分割されて成る多分割分級領域に原料供給ノズルから固体粒子群を圧力導入または吸引導入し、原料供給ノズルに近接配置されたコアンダブロックのコアンダ効果により湾曲線的に降下せしめ、第1分割領域に粗粒子群を分割捕集し、第2分割領域に所定粒径範囲の粒子群を分割捕集し、第3分割領域に所定粒径未満の粒子群を分割捕集するに際し、以下の(1)及び(2)式を同時に満足する様に各ナイフエッヂの先端と原料供給ノズルとの間の距離(mm)を選定することを特徴とする多分割分級方法。【数1】 1054D+38≦L1 ≦1054D+42 (1) 1623D+56≦L2 ≦1623D+60 (2)上記の式中、L1 は、コアンダブロックの壁面側に近接配置された第1ナイフエッヂの先端と原料供給ノズルとの距離(mm)、L2 は、第1ナイフエッヂに隣接配置された第2ナイフエッヂの先端と原料供給ノズルとの距離(mm)を表し、Dは、第1ナイフエッヂと第2ナイフエッヂとの間の第2分割領域に分割捕集される所定粒径範囲の粒子群の重量平均粒径(mm)を表す。
IPC (2件):
B07B 7/086 ,  G03G 9/087

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