特許
J-GLOBAL ID:200903007253233435

光記録媒体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-116012
公開番号(公開出願番号):特開平7-299962
出願日: 1994年05月02日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【構成】 光吸収層がフタロシアニン環のβ位に-OR基、-SR基又は-R基(Rは脂肪族、芳香族又は脂環式の炭化水素基)を且つα位にハロゲン原子を有する特定の金属フタロシアニン系化合物と、置換又は環状化されていてもよいアミノ化合物、イミノ化合物及びアゾ化合物から選ばれた窒素含有化合物との混合物を主成分としてなる光記録媒体、並びに基体上に光吸収層を塗布成膜手段により形成させ、且つその上に光反射層を真空成膜手段により形成させるその製造方法。【効果】 本記録媒体はフタロシアニン系化合物の分子会合が抑制され、レーザー波長域(760〜800nm)において適切な複素屈折率をもつという優れた光学特性と耐光性を有する。また、本製造方法によると、本発明の光記録媒体を容易に安定して得ることができる。
請求項(抜粋):
基板上に少なくとも光吸収層を設けてなる光記録媒体において、該光吸収層が下記一般式(I)で表わされる金属フタロシアニン系化合物と、置換又は環状化されていてもよいアミノ化合物、イミノ化合物及びアゾ化合物から選ばれた窒素含有化合物とを、主成分とするものであることを特徴とする光記録媒体。【化1】(式中、M、A1〜A8、X1〜X4及びk〜nは、それぞれ以下のものを表わす。M:Mn、Fe、Co、Zn又はCd原子。X1、X2、X3及びX4:ハロゲン原子。A1とA2、A3とA4、A5とA6及びA7とA8:それぞれのどちらか一方は-OR、-SR基又は-R基、他方は水素原子。R:脂肪族、芳香族又は脂環式の炭化水素基。k、l、m及びn:同じか又は異なってもよく、0〜2の整数。但し、k〜nの全部が0である場合を除く。)
IPC (3件):
B41M 5/26 ,  G11B 7/24 516 ,  G11B 7/26 531

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