特許
J-GLOBAL ID:200903007260964534

コンパニオン動物のグルコース代謝、飽満、及び栄養吸収を改善する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-543039
公開番号(公開出願番号):特表2000-513583
出願日: 1998年04月06日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】動物の胃腸管(GIT)、大リンパ系臓器の機能及び組織を変え、そしてグルコース代謝、飽満及び栄養分の吸収を改善する食餌を動物に与える方法。この方法は例えば、犬や猫のようなコンパニオン動物に糞バクテリアによって24時間発酵させた場合、15〜60%の有機物消滅を持っている発酵性繊維であって、この発酵性繊維が補足の総食物繊維の約1〜11重量%の量で存在する発酵性繊維を含有するペットフード組成物の食餌を与えることを含む。この動物は上記発酵性繊維が動物のGIT内で発酵するのに十分な時間、上記食餌を与えられる。
請求項(抜粋):
1. 糞バクテリアによって24時間発酵させた場合、15〜60%の有機物消滅を持っている発酵性繊維であって、この発酵性繊維が補足の総食物繊維の約1〜11重量%の量で存在する発酵性繊維を含有する組成物から実質的になる食餌を動物に与える工程、及び 上記発酵性繊維が上記動物の胃腸管(GIT)内で発酵するのに十分な時間、上記食餌を上記動物に与えることを持続する工程: を含むグルコース代謝を改善するために動物の胃腸管(GIT)の機能及び組織を変える方法。2. 上記組成物は上記発酵性繊維を補足の総食物繊維の2〜10重量%の量で含有する請求の範囲1の方法。3. 上記組成物は上記発酵性繊維を補足の総食物繊維の3〜9重量%の量で含有する請求の範囲1の方法。4. 上記組成物は上記発酵性繊維を補足の総食物繊維の4〜7重量%の量で含有する請求の範囲1の方法。5. 上記発酵性繊維は20〜50%の有機物消滅を持っている請求の範囲1の方法。6. 上記発酵性繊維は30〜40%の有機物消滅を持っている請求の範囲1の方法。7. 上記発酵性繊維はビートパルプ、アラビアゴム、タルハゴム、オオバコ、米糠、イナゴマメゴム、カンキツ属パルプ、ペクチン、フラクトオリゴ糖、マンナオリゴ糖、及びこれらの混合物からなる群から選ばれる請求の範囲1の方法。8. 上記発酵性繊維はビートパルプ、アラビアゴム、及びフラクトオリゴ糖からなる群から選ばれる請求の範囲1の方法。9. 上記発酵性繊維はビートパルプ、タルハゴム、及びフラクトオリゴ糖の混合物を含む請求の範囲1の方法。10. 上記フラクトオリゴ糖に対する上記ビートパルプの比は約3:1〜6:1である請求の範囲9の方法。11. 上記フラクトオリゴ糖に対する上記ビートパルプの比は約4:1である請求の範囲9の方法。12. 上記タルハゴム、上記フラクトオリゴ糖に対する上記ビートパルプの比は約6:2:1.5である請求の範囲9の方法。13. 上記動物は犬である請求の範囲1の方法。14. 糞バクテリアによって24時間発酵させた場合、15〜60%の有機物消滅を持っている発酵性繊維であって、この発酵性繊維が補足の総食物繊維の約1〜11重量%の量で存在する発酵性繊維を含有する組成物から実質的になる食餌を動物に与える工程、及び 動物の胃腸管(GIT)内のグルカゴンのようなペプチド-1(GLP-1)の分泌を増大させるために、上記発酵性繊維が上記動物の胃腸管(GIT)内で発酵するのに十分な時間、上記食餌を上記動物に与えることを持続する工程: を含む動物のグルコース代謝及び飽満を改善するために動物の胃腸管(GIT)内のグルカゴンのようなペプチド-1(GLP-1)の分泌を増大させる方法。15. 糞バクテリアによって24時間発酵させた場合、15〜60%の有機物消滅を持っている発酵性繊維であって、この発酵性繊維が補足の総食物繊維の約1〜11重量%の量で存在する発酵性繊維を含有する組成物から実質的になる食餌を動物に与える工程、及び 動物の胃腸管(GIT)内の栄養分の吸収を増大させ、そしてD-グルコース及びラウリン酸の輸送を増大させるために、上記発酵性繊維が上記動物の胃腸管(GIT)内で発酵するのに十分な時間、上記食餌を上記動物に与えることを持続する工程: を含む動物の胃腸管(GIT)内の栄養分の吸収を改善する方法。16. 糞バクテリアによって24時間発酵させた場合、15〜60%の有機物消滅を持っている発酵性繊維であって、この発酵性繊維が補足の総食物繊維の約1〜11重量%の量で存在する発酵性繊維を含有する組成物から実質的になる食餌を動物に与える工程、及び 動物の胃腸管(GIT)内の栄養分の吸収を増大させ、そしてD-グルコース及びラウリン酸の輸送を増大させるために、上記発酵性繊維が上記動物の胃腸管(GIT)内で発酵するのに十分な時間、上記食餌を上記動物に与えることを持続する工程: を含む外分泌性膵臓機能不全症に罹っている動物を治療する方法。
IPC (3件):
A23K 1/18 ,  A61K 31/715 ,  A61P 1/18
FI (3件):
A23K 1/18 A ,  A61K 31/715 ,  A61P 1/18
引用特許:
審査官引用 (1件)

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