特許
J-GLOBAL ID:200903007268440445

自動施錠型錠前における作動モード切替装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 岳雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-188121
公開番号(公開出願番号):特開平10-018658
出願日: 1996年06月29日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 自動施錠型の錠前を、必要に応じて空錠に切替える。【解決手段】 デッドボルトを兼ねるラッチボルトのリトラクター軸14に横断面非円形の内孔を形成し、一方、扉外面に回動可能に装着された室外側操作部材19に、角軸よりなる第2操作杆22を長さ方向に摺動可能に装着し、その室内側の端部にリトラクター軸14の内孔に内接する丸棒より太くない円形断面部22aを形成する。空錠にする場合、第2操作杆の異形断面部22bをリトラクター軸に嵌合させてリトラクター軸14と室外側操作部材19とを相互に連結し、自動施錠に切替えるときには、操作摘み28により駆動される連係機構20により第1操作杆21を室外側に移動させ、第2操作杆の異形断面部22bをリトラクター軸14の内孔から押出す。
請求項(抜粋):
デッドボルトを兼ねるラッチボルトのリトラクターの基部に結合され、錠箱内において回動自在に支承されると共に、横断面非円形の内孔を形成した短筒状のリトラクター軸と、扉内面の自由側端縁部に装着され、回動軸をリトラクター軸と同軸にして回動自在に支承された切替摘みと、この切替摘みの室外側にこれと同軸に配設され、リトラクター軸の内孔に軸線方向に移動可能に案内された第1操作軸と、扉外面の自由側端縁部に装着され、回動軸をリトラクターと同軸にして回動自在に支承された室外側操作部材と、リトラクター軸及び室外側操作部材を相互に連結する杆体であって、その室内側の端部に、内側から順に、リトラクター軸の内孔に内接する丸棒より太くない円形断面部、及びリトラクター軸の内孔と相対回動は拘束されるが摺動可能に嵌合し得る異形断面部を連設すると共に、その室内側端部をリトラクター軸の内孔に嵌挿した状態で、長さ方向には移動可能であるが、室外側操作部材に対する相対回動を拘束されるように案内された第2操作杆と、この第2操作杆を室内側に移動する方向に付勢するばね部材と、操作摘みと第1操作杆の間に挿設され、前者の回転を後者の外方への移動に変換する連係機構とを有し、自動施錠型の錠前に切替えるとき、操作摘みを回転させて第1操作杆及びこれと当接する第2操作杆を室外側に移動させ、第2操作杆の異形断面部をリトラクター軸の内孔から抜き外すようにしたことを特徴とする自動施錠型錠前における作動モード切替装置。
IPC (2件):
E05B 17/20 ,  E05B 65/00
FI (2件):
E05B 17/20 E ,  E05B 65/00 B

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