特許

J-GLOBAL ID：200903007271040695

コネクタおよびコネクタの組付け方法

発明者： 岡部 敏明
出願人/特許権者： 矢崎総業株式会社
代理人 (1件)： 三好 秀和 (外8名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-245138
公開番号（公開出願番号）：特開平10-092480
出願日： 1996年09月17日
公開日（公表日）： 1998年04月10日
要約：

【要約】【課題】 コネクタハウジングの底板部に治具受けを挿入するための開口を設けることなく、端子金具に対する電線の組付け状態を安定化させる。【解決手段】 ハウジング本体29にセットされた端子金具33に、圧接治具49および治具受け51を用いて被覆電線37を組付ける。ハウジング本体29の後端面29b側の底板部に切欠凹部63を設け、この切欠凹部63に治具受け51の受部75を挿入した状態で、圧接治具49を下降させ、圧接治具49のクリンパ69との間で、端子金具33の電線保持部47を内側に折曲げ成形する。

請求項（抜粋）：

被覆電線の先端側にて被覆部を通して内部の芯線に導通する圧接刃を備えた圧接部と、この圧接部より電線後部側にて前記被覆電線を固定する電線保持部とをそれぞれ備えた端子金具が、コネクタハウジングの底板部上にセットされ、前記コネクタハウジングの上面には、セットされた端子金具に対して被覆電線を組付ける組付け治具が挿入される開口部が形成されたコネクタにおいて、前記底板部の電線後部側の端部に、前記組付け治具と協働して組付け作業を行う際に前記電線保持部を支持する治具受けの挿入空間を設けたことを特徴とするコネクタ。