特許
J-GLOBAL ID:200903007278017567
コールドウォール誘導溶解連続鋳造装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 武夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-302634
公開番号(公開出願番号):特開平8-141705
出願日: 1994年11月14日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】どのような製品に対しても適用できかつ品質の低下なしに低コストで使用できるコールドウォール誘導溶解連続鋳造装置用スターティングスタブ。【構成】熱および電気伝導性が大きな金属製で、側壁20の内周より僅かに小さく、底付きの中空筒形で倒立されて上面に配置され、底部2aを上方に、冷却水室2dとなる中空筒部が下方に向けられた上部材2と、この上部材の下方に配置され、所定の厚みを有し、軸方向に冷却水の流入口3aと流出口3bとからなる貫通孔が明けられた下部材3とが上下に接合された水冷スターティングスタブ1で、スターティングスタブの上部材には最上面が狭く内部が広い非貫通の穴2b、あるいは非貫通の溝、ネジ穴が設けられ水冷可能にされた水冷スターティングスタブを有するコールドウォール誘導溶解連続鋳造装置10。
請求項(抜粋):
スリットを介して周方向に互いに隣接して配置され冷却水通路を内蔵する複数のセグメントから成る側壁と、この側壁の外周の上部に所定の間隔を保って上下方向に螺旋状に巻回され内部が冷却水通路とされる中空管状の誘導加熱コイルと、該誘導加熱コイルに高周波電流を供給する電源部と、前記側壁の内部に上方から誘導加熱コイルの前記半径方向内方に被溶解材料を供給する被溶解材料供給機とを含み、前記側壁の内部は前記誘導加熱コイルが巻回されて金属、合金あるいは金属間化合物などの溶解と適正な温度への昇温を行う溶解域と、この溶解域の下方で前記誘導加熱コイルが巻回されていない鋳造域とに区分され、さらに前記溶解域に近い鋳造域内に配置されて頂部を溶湯と一体に凝固させ、下方中央部に軸心と同軸の引抜きシャフトが取り付けられて、鋳造の進行とともに凝固した部分の上部に溶湯を伴って逐次下方に移動させるスターティングスタブとを含んで成る連続鋳造装置において:前記スターティングスタブは、底付き中空筒形でその外径が前記側壁の内周断面と同心で僅かに小さく、底部が倒立されて上方に配置された状態で、その上表面から下方に向けて内部が広くなるように側面がテーパ状に形成され、溶湯が内部とその上部で凝固した状態でその部分を他の凝固部から分離不能に保持する非貫通の凹部と、この凹部の下方に位置する中空円筒部が冷却水室となる上部材と;該上部材と外径が同一で上下方向に所定の厚みを有し、前記上部材の下方に一体に結合され、上下方向に明けられて前記上部材の中空円筒部に連通する複数の貫通孔と、下方の中央部に前記引抜きシャフトが取り付けられた下部材と;を有し、前記複数の貫通孔の一方が前記上部材の中空円筒部によって形成される冷却水室への冷却水の流入口となり他方が流出口となり水冷可能にされたスターティングスタブを有するコールドウォール誘導溶解連続鋳造装置。
IPC (3件):
B22D 11/04 111
, B22D 11/04 314
, B22D 11/08
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