特許

J-GLOBAL ID：200903007286138276

通紙装置

発明者： 山本 光雄 ,  大平 和仁
出願人/特許権者： 三菱重工業株式会社
代理人 (1件)： 北西 務 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-149796
公開番号（公開出願番号）：特開平6-341089
出願日： 1993年05月31日
公開日（公表日）： 1994年12月13日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 通紙を容易かつ確実に行ない通紙時間の大幅短縮を可能とすると共に、1人の作業者で通紙作業を可能とする。【構成】 カレンダーパートのキングロール3を離れた紙のテール部は通気性を有する搬送ベルト5によって伴走されリールドラム1とリールスプール2のニップに喰い込み、リールスプール2に巻取られる。搬送ベルト5を懸架するため、キングロール3の出側で、同ロールのドクタ4の前方にプーリを配し、搬送方向下流側のリールパートのリールドラム1まで適宜間隔でプーリを配し、これら間に搬送ベルト5を巻回する。リールドラム1の端部は穴明けしておりリールドラム1上に真空を発生できる構成とする。これにより通紙領域に相当するリールドラム面に真空を発生し、ニップ直前でリールドラム上の真空が通気性のある搬送ベルト5を通してテールに作用し、テールのばたつきを防止し安定したテール走行を得る。

請求項（抜粋）：

抄紙機におけるカレンダーパートより搬送された紙をリールパートに通紙する通紙装置において、前記カレンダーパートのキングロールと、前記リールパートのリールドラム及びこれと対向配置した紙巻取り用リールスプールとの間に通気性を有する無端ループ状搬送ベルトを配設し、該搬送ベルトが前記リールドラムのテール通紙領域に巻回されたことを特徴とする通紙装置。