特許
J-GLOBAL ID:200903007290704820

ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-209415
公開番号(公開出願番号):特開平11-048924
出願日: 1997年08月04日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】同じ液圧源が2個の増圧弁を経て2個のブレーキシリンダにそれぞれ接続されたブレーキ装置において、各ブレーキシリンダの増圧勾配を正規化する。【解決手段】2個の増圧弁が共に閉状態にあり、かつ、2個のブレーキシリンダ間に液圧差が存在する状態で、2個の増圧弁に同時期に増圧要求が出された場合、低圧側のブレーキシリンダに対応する増圧弁(低圧側増圧弁)を閉状態から開状態に本来のタイミングで切り換える一方、高圧側のブレーキシリンダに対応する増圧弁(高圧側増圧弁)を閉状態から開状態に本来のタイミングにより遅いタイミングで切り換える。これにより、低圧側のブレーキシリンダの液圧がある程度上昇するまで、高圧側のブレーキシリンダが低圧側のブレーキシリンダに連通させられずに済み、各ブレーキシリンダの増圧勾配が正規化される。
請求項(抜粋):
液圧源と、その液圧源と液通路により接続され、その液通路から供給される液圧により作動する複数個のブレーキシリンダを有し、車両における複数個の車輪の回転を抑制する複数個のブレーキと、前記液通路の途中の、前記複数個のブレーキシリンダの液圧を互いに独立に制御可能な複数の位置に設けられ、各々、前記液圧源から各ブレーキシリンダへ向かう作動液の流れを許容する流通許容状態と阻止する流通阻止状態とに互いに独立に切換可能な複数個の電磁弁と、それら複数個の電磁弁の各々を切り換える電磁弁切換装置であって、各電磁弁に対応する前記各ブレーキシリンダを増圧することが必要となったことに応じて各電磁弁を流通阻止状態から流通許容状態に切り換えるタイミングを本来のタイミングより遅くすることが可能な電磁弁切換装置とを含むことを特徴とするブレーキ装置。
IPC (2件):
B60T 8/00 ,  B60T 8/32
FI (2件):
B60T 8/00 Z ,  B60T 8/32

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