特許
J-GLOBAL ID:200903007306585509

複数台のプロジェクタによるマルチ映像投影方法、同方法を使用するためのプロジェクタ装置、プログラム及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 光正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-310513
公開番号(公開出願番号):特開2004-147143
出願日: 2002年10月25日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
【課題】映像のつなぎ目が目立たないように投影するマルチ映像投影方法において、高速で画像処理ができ、任意形状のスクリーンに対応できるようにする。【解決手段】予め、投影範囲が隣接するプロジェクタのうちの1台の投影錘台を使用したマッピングを行い、該プロジェクタの視錘台によりスクリーン形状を描画し、得られる重なり画像に対してグラデーションをかけ、得られた画像を該プロジェクタのための輝度調整用画像データとして保存する。他のプロジェクタについても同様の処理を行い、各プロジェクタのための輝度調整用画像データとして保存する。各プロジェクタにて入力映像をフレームバッファに取り込む際に、1フレーム分画像データ格納を終了する度に、グラフィックス・アクセラレータのブレンディング関数を「乗算」に設定して、入力する画像データに輝度調整用画像データを1ピクセル毎に乗算してその値でフレームバッファを更新する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数台のプロジェクタを用いて、任意の形状のスクリーンに対し、X又はY方向もしくはX及びY方向に隣接する映像を投影する方法において、 (a)前処理として、 (a1)スクリーン形状データに、一つのプロジェクタ(以下、当該プロジェクタという。)の投影範囲に隣接する投影範囲を持つプロジェクタ(以下、隣接プロジェクタという。)の投影錘台を使用したマッピングを行う投影マッピング処理と、 (a2)当該プロジェクタの視錘台により前記スクリーン形状データを描画するスクリーン描画処理と、 (a3)前記投影マッピング処理及び前記スクリーン描画処理により得られる、両プロジェクタの投影像の重なり部分を表す画像(以下、重なり画像という。)に対して、当該プロジェクタの投影範囲の中心から隣接プロジェクタの投影範囲の中心に向かう方向にグラデーションを施してグラデーション付き重なり画像を得るグラデーション処理と、 (a4)当該プロジェクタに対する全てのグラデーション付き重なり画像をピクセル毎に乗算して合成する合成処理と、を行い、 (a5)この合成処理により得られた画像を、当該プロジェクタのための輝度調整用画像データとしてファイルに保存し、 (a6)当該プロジェクタ以外の全てのプロジェクタについても、上記と同様の処理を行って、得られた画像を当該プロジェクタのための輝度調整用画像データとしてそれぞれファイルに保存し、 (b)投影時処理として、 (b1)前記各プロジェクタにおいて、グラフィックス・アクセラレータのブレンディング関数を「置換」にしたまま入力映像の1フレーム分の映像の取り込みを終了する度に、前記ブレンディング関数を「乗算」に設定して前記輝度調整画像を上書きすることにより、前記グラフィックス・アクセラレータに前記入力映像と前記輝度調整用画像データを1ピクセル毎に乗算させ、その乗算後の値で前記フレームバッファを更新すること、 を特徴とする複数台のプロジェクタによるマルチ映像投影方法。
IPC (4件):
H04N5/74 ,  G03B21/00 ,  G09G5/00 ,  G09G5/10
FI (5件):
H04N5/74 Z ,  G03B21/00 D ,  G09G5/00 510V ,  G09G5/00 550H ,  G09G5/10 Z
Fターム (18件):
2K103AA16 ,  2K103AA18 ,  2K103CA04 ,  5C058BA23 ,  5C058BA24 ,  5C058BA27 ,  5C058BA35 ,  5C058EA03 ,  5C058EA31 ,  5C082BA35 ,  5C082BB15 ,  5C082BD07 ,  5C082CA11 ,  5C082CA22 ,  5C082CB01 ,  5C082DA51 ,  5C082DA87 ,  5C082MM10
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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