特許
J-GLOBAL ID:200903007310917699

内燃機関の蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-221816
公開番号(公開出願番号):特開平5-059977
出願日: 1991年09月02日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】本発明は燃料タンクとエンジンの吸気管とを直接連通する連通路を有する蒸発燃料処理装置に関し、ベーパ中のガソリン蒸気量と空気量との配分が変化した場合でも燃料噴射量を正確に補正し、あらゆる運転状態においてもエンジンの空燃比を最適に制御することを目的とする。【構成】燃料温度Tとタンク空間容積Va1リットル当たりの積算ガソリン蒸気発生量Qtとの関係を実験にて求めたマップより、前回と今回のルーチン実行時の燃料温度の差によって発生するガソリン蒸気発生量Qgvを求め、今回ルーチン時の単位時間当たりのガソリン蒸気発生量Qgを求める(ステップ124)。別に求めたベーパ発生量Qtとガソリン蒸気発生量Qgとの差によりベーパ中の空気発生量Qaを求め(ステップ125)、夫々について換算した燃料噴射量換算値Tg,Taの差より今回ルーチン時の噴射量補正値ΔTpを算出する。
請求項(抜粋):
燃料タンクと内燃機関の吸気管とを直接連通する連通路を有し、前記燃料タンクから蒸発する蒸発燃料の蒸発量を検出する燃料蒸発量検出手段と、該燃料蒸発量検出手段によって検出された燃料蒸発量に基づいて、燃料噴射弁からの燃料噴射量を補正する燃料補正量演算手段とを有する内燃機関の蒸発燃料処理装置において、前記燃料タンクから蒸発する蒸発燃料のうちの純粋なガソリン蒸気量を検出するガソリン蒸気量検出手段と、前記燃料蒸発量検出手段によって検出された燃料蒸発量と、前記ガソリン蒸気量検出手段によって検出されたガソリン蒸気量とから、前記蒸発燃料のうちの空気量を算出する空気量演算手段とを設けてなり、前記燃料補正量演算手段は、前記蒸発燃料のうちの前記ガソリン蒸気量と前記空気量との配分により前記燃料噴射弁からの燃料噴射量を補正する構成であることを特徴とする内燃機関の蒸発燃料処理装置。
IPC (3件):
F02D 41/04 330 ,  F02D 45/00 364 ,  F02M 25/08 301

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